匿名掲示板『ガールズちゃんねる』に、とある女性がこんなコメントを投稿しました。
非難されながらも謝罪し、人生を背負うのも分かります。
では、加害者の兄弟や子どもはどのように被害者に対応すればいいと思いますか?
自分の人生壊してでも償えますか?
関係のない家族を晒し上げ人生を壊してまで苦しめというのもまた違うと思いますが…
ある日突然大切な人を奪われ苦しんでいるのに、その親族が平和に幸せに暮らしていたら恨む気持ちも分かります。
いつ自分の親や兄弟が事故を含めての加害者になるか分かりません。
さまざまな事件や事故を他人事のようには思えません。
その時の正しい対応とはどんなものだと思いますか?
人それぞれの環境がありますし、はっきりとした答えはないかもしれませんが…
皆様ならどのようにするか聞かせていただければと思いました。
「罪のない加害者家族」は、どのように暮らしていくべきか。
その立場を想像してみると、非常に難しい問いかけです。
投稿主が『はっきりとした正解はないかもしれない』と言っていた通り…
他のユーザーからは、実に様々な意見が寄せられました。
みんなの声は…
やはり苦悩を抱えたまま生きていくことになるのかな。
でも、なかなか答えを出すことができません。
少なくても今の会社にはいられないな。
謝罪はできないと思う。
自分達の生活で手一杯になるはずだから。
育てたの親だし。
もちろん申し訳ないとは思うけど、加害者兄弟もある意味被害者だよ。
でも結婚して子どもも生まれた今、自分の夫や子どもの人生も全て犠牲にして親兄弟のために全財産売り払えるかと言われると…
自信がない。
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ネット上では「わからない」、そして「謝罪はしないだろう」という2つの主張が目立ちました。
加えて、ここで挙げられた人々の意見を見る限り…
皆、「家族本人がどう思っていようと、経済的・社会的・精神的な『罰』は、どこかしらから必ず降りかかるだろう」という共通認識があるように思えます。
今回の議論で何よりクリアに見えたことは、仮に加害者本人となってしまった場合、贖罪は被害者のためだけではなく、自分の家族のためにも行わなければならないという事実です。
注意の徹底、保険の確認、万が一のための伝言…。
改めて、大切な人のために出来る限りのことをしなければと思わせられる一幕でした。