大好きだった愛犬を失ったスティーブ・グレイグさん。
時がたっても薄れることのない悲しみに打ちひしがれながら…
彼の心に「ある思い」が浮かびました
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ほかの犬たちにも、幸せな人生を送らせてあげたい。
コロラド州デンバーのシェルターを訪れたグレイグさんは、そこで保護されている犬を引き取ることに決めます。
しかも、グレイグさんが家に迎え入れたのは…
シェルターを訪れる人たちから注目されづらい「老犬」でした。
新しい飼い主さんを見つけられるのは、ほとんどが子犬や若い犬たち。
一方で、老犬は健康上の理由などから引き取られにくく、シェルターで最期を迎える犬たちも少なくありません。
初めにグレイグさんは、心雑音があり、膝に問題を抱える12歳のチワワを引き取りました。
その後も、続々と老犬たちを受け入れ続けます。
そしていつしか…
共に暮らす犬たちの数は、10匹になりました!
グレイグさんは毎朝5時に起きて、動物たちの朝ごはんを作り始めるそう。
身体が小さな子もいれば、その何倍もの大きさの子もいます。
サイズや体調も様々なので、もちろん食事も異なるものを用意しなければなりません。
健康に問題のある子たちには、薬も飲ませます。
仕事のある日でも昼には一旦帰宅し、外で遊ばせたり、おやつを与えたりして愛情を注いでいるのだとか。
老犬たちは、子犬や成犬よりも賢いよ。
グレイグさんは彼らの魅力について、そう語ります。
忙しくとも、家族が喜んでいる。
それだけで、ぼくの毎日は価値あるものになるんだ。
なお、グレイグさんは犬たちに加え、豚、アヒル、鳩、猫、鶏も飼育中。
それでも将来的には、もっとたくさんの老犬たちを引き取るつもりだといいます。
彼の優しさは、今日も多くの動物たちに、かけがえのない幸福を与えていることでしょう。
(参照 boredpanda.com)