腹プニ黒狐のコニ@奏手候 (@konicharion)さんが投稿した、「介護」をめぐるご自身の体験談に注目が集まっています。
昔の話。
祖父が余命3カ月と言われた。
親戚一同は施設に入れずに持ち回りでの介護を選んだ。
結局3年続いた壮絶な介護は容赦なく各家庭を蝕み、2人の従兄弟は離婚。
親族の一部は離縁。
母親はノイローゼに。
悲しみよりやっと終わった感が強い異様な葬式。
施設に入れるのは親不孝なのだろうか。— 腹プニ黒狐のコニ@奏手候 (@konicharion) 2019年1月9日
壮絶なお話…!
医師の診断を覆したこと自体は、喜ばしい展開でしたが…
親類の方々も、そして亡くなられたおじいさん自身も、そのような結末を迎えるとは思っていなかったことでしょう。
専門知識が無い人がやる介護は逆効果だったかもなぁ。
仕事や家庭がある中で毎日誰かが夜通しで見張りと世話。
当時学生だった俺にも世話をさせるべきと周りに言われたらしいが、母親は頑として拒否していたらしい。
従兄弟夫婦は義理息子が限界突破でブチギレ。
もう何が正しいか正直わからなかった。— 腹プニ黒狐のコニ@奏手候 (@konicharion) 2019年1月9日
叔父は酷い鬱になってもうズタズタだった。
正月の親戚の集いで「施設に預けたら?」と言えば恩知らずと罵られた。
その時「自分の番で死なれたら最悪だ」と悪態をつく大人達を見て義理とは何だろうと思った。
母親は自分に何かあったら遠慮なく施設に預けろ。
そのかわりたまに顔は見せてね。と言う。— 腹プニ黒狐のコニ@奏手候 (@konicharion) 2019年1月9日
父親が止めるのも聞かずに疲労でフラフラになった母親が介護に行く時、車で自損事故を起こした。
普段温厚な父親が「義父より妻と子が大事。介護の為に家庭が崩壊するなら義父一族から離縁する!」と電話でブチギレていたのを覚えてる。
誰も悪くない。
皆、必死だったけど俺には理解できなかった。— 腹プニ黒狐のコニ@奏手候 (@konicharion) 2019年1月9日
介護は人情だけで乗り切れるものではない。
この事実だけは、絶対に覚えておかなければなりません。
ネットの反応
●不慣れな家族が介護を続けると、本人や家族の間で感情の軋轢も生じやすく、虐待や家庭崩壊、最悪心中に発展するケースさえあります
●やっぱりプロに任せられるものはプロに任せた方が良い
●決して他人事では無いんだよね
言葉を失うようなエピソードに、他のユーザー達からも大きな反響が寄せられていました。