あるとき、アニメ監督の伊藤達文(シンフォギア 一期監督) (@Tastufumi_Itoh)さんは「ボール遊び」を禁じている都営公園に電話をかけ、その理由を尋ねたことがあったそうです。
以前「ボール遊び禁止」にしていた都営の公園
運営に電話をかけて聞いてみた「なぜボール遊び禁止にしたのですか?」
「ボールが飛ぶと危ないとクレームがありまして」
「具体的に何人怪我したんですか?」
「いえ…誰も…」
「何人からクレームが来たんですか?」
「ご老人から4件ほど」
— 伊藤達文(シンフォギア 一期監督) (@Tastufumi_Itoh) 2018年6月27日
「もしボールが当たって怪我をしたら、公園の責任なんですか?
当事者同士の話じゃないですか?」「ええ、まぁ」
「道路はダメ、市営の児童公園もダメ、広場も無い
その上都営公園もダメなら子供はどこでボール遊びすれば良いですか?」「……」
— 伊藤達文(シンフォギア 一期監督) (@Tastufumi_Itoh) 2018年6月27日
おっしゃる通り…。
本来、公園は皆のものです。だからこそ、「遊ばない人」からのクレームのみを受け入れ続けている状況は、非常におかしいですよね。
こうしてその都営公園では禁止の立て看板が撤去され、今は子供とボールで遊んでる
英断と思う「何かあったらどうする?禁止しましょう」と危険を煽るのは、〇〇が嫌いな人の常套手段
「それは当事者同士で話し合う問題です。あなたが心配する必要はありません」と、返したい— 伊藤達文(シンフォギア 一期監督) (@Tastufumi_Itoh) 2018年6月27日
声を上げた伊藤さんに、拍手を送る他ありません。
ネットの反応
●子どもに禁止するならゲートボールも禁止にすればいい
●最近なんのための公園なのか分からなくなってきてるよね
●すみ分け大事
さらに伊藤さんは、昨今問題視されている「児童の運動能力の低下」についても、少なからずこうした状況が関係していると嘆いていました。
結局、「〇〇が嫌いな人」に譲歩した結果だと思います
彼等は「マナーと危険」が武器なので、有効な反論がしづらかった〇〇には色んなものが入ります
子供、親、犬、猫、スポーツ、酒、タバコ、楽器、アニメ、マンガ、テレビ、ゲーム、ネット、同人「あなたが心配しなくて大丈夫」の呪文しかないw
— 伊藤達文(シンフォギア 一期監督) (@Tastufumi_Itoh) 2018年6月28日
うちの近くだと、その都営公園と武蔵野中央公園ですね…
フリーでボール遊び出来るエリアは、中学生以上は禁止
ちゃんとやりたい場合、野球のグラウンドがありますが予約が必要子供の「友達とちょっと遊びたい」には中々環境が整わないですね
— 伊藤達文(シンフォギア 一期監督) (@Tastufumi_Itoh) 2018年6月28日
ゲームを始めとした屋内の遊びも、非常に楽しいものですが…
思いっきり体を動かしたいと願う子どもたちには、どうか気軽に、好きなように走り回れる場所を用意してあげたいですね。