2児の母である高川朋子 (@darkmatter_tomo)さんが投稿した、「子どものしつけ」を巡る呟きに注目が集まっています。
「外だと人の目があるから、子どもを怒る声が大きくなりがちで…」と話したら、「逆では?世間体を気にしてあまり怒らないかと思った」と言われたのですが、違うんですよ…小さな声で叱って迷惑をかける子どもを放置していると思われると世間の目が厳しいので、大きな声で叱らないといけないんです…。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2018年5月27日
私はこの、世間に向けて叱ったり諭したりすることを「おろおろ感出し」と呼んでいます。今電車に乗ってきたばかりの人に「この親、平然としている」と思われないためには、効果がなくてもずっと叱り続ける必要があってつらいです。https://t.co/ihUj2JM2Mn
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2018年5月27日
親として、ときに我が子ではなく世間に向けて「怒声」を発している…。
この意見には、賛同の声が多数寄せられました。
外から失礼します。まさに!他人の目が本当に厳しい!でも米国旅行で現地の人に注意されました。あちらでそれすると虐待を疑われて通報されるって。外で子どもを大声で叱るのはアジア人だけらしく、子どもの耳元で静かに叱っている人ばかり。日本は親子に厳しい国だとあらためて自覚しました。
— すーちゃんはは (@kyorokyororin) 2018年5月28日
これ、わかりみがありすぎなんだけど、効果がなくて何度も注意し続けなきゃいけない状況になったときはむしろ逆に「無邪気な子どもにヒステリックに注意し続ける母親」に対する厳しい視線も気になったりして、もう八方塞がりですわ。 https://t.co/7ubv2g5gpU
— ナヲコ (@nawokot) 2018年5月27日
サザエさんでもありましたねーこういう話
息子が無謀な登山で大怪我して、父親は見舞客の前でブチギレ
見舞客がいなくなったとたん息子を抱きしめて「助かってよかった」と大喜びの父
そして再び見舞客来たら怒ってるフリ再開 呆れる息子今も昔も変わらぬ親心と世間体のせめぎあいが切ないっス
— のりつけ春巻龍 (@killa_killa123) 2018年5月28日
ただ一方で、以下のようなコメントも。
気持ちはわかりますが、他人の目の方が自分のしつけ方より大事ですか? 僕も子供2人いますが、他人の目を気にして怒り方を変えるなんて違うと思います。
— Jo Bellamy (@Jo_Bellamy) 2018年5月28日
すっごくわかります。このような状況になった場合、己に問います。今、子供を叱ろうと思う気持ちは子を思ってのことか、と。我が身を思ってと結論が出た場合は周囲の批判を選びます( °ω°):∵グハッ!! https://t.co/FiwLcuHWq3
— はる (@harumya1919) 2018年5月28日
二児の父です。
親になってみて、おっしゃることが理解できるようになってきました。
ただ一方で「そこまで声を荒げなくても…」と思う場面もあります。
個人的には、指導する態度があれば多少のことは気にしません。— こうくん(岩崎 紘二) (@Iwasaki1003Koji) 2018年5月27日
様々な考え方がありますが、一つ確かなのは、最優先すべきは世間の目ではなく「我が子の将来」だということ。
どんな事情があれ、我々は絶対に、そこを見失ってはいけません。
ネットの反応
●ちょっと分かる。ちゃんと叱りますよアピール
●教育現場でもよくあるやつ
●もう、こういう『きちんと叱ってますアピールしないと許されない雰囲気』『子どもがいたら申し訳なさそうな態度をしないと許されない雰囲気』を撲滅したい
今回の問題における1番の原因は、「ごく一部の自己中心的な他者」ではなく、「多くの親が抱える罪悪感」の中にあると思います。
だからこそ…
「子連れに厳しい話ばかりが目に付くからですね。大丈夫、静かに見守っている方沢山いますよ!」って言って回りたい。
— miya (@38miyatatu1) 2018年5月27日
仰る通り、もしも困っている方を見かけたら、「自分は味方だ!」と積極的に伝える姿勢を持ちたいですね。