ニャンボス (@nyanboss)さんが投稿した、「子どものしつけ」を巡る呟きに注目が集まっています。
息子が小さい時に大事にしてたフィギュアを旅行先に忘れちゃって「だから持ち歩くなって言ったでしょ?」って怒ったら「悲しいんだから怒らないで」って言われてハッとなった。この間、私が旅行先に上着忘れた時「大丈夫?悲しくない?」って息子。怒るって自分の為で相手の為じゃないって気づき。
— ニャンボス (@nyanboss) 2018年1月6日
怒るって、私の言うこと聞かなかったからそうなったんだよっていうハラスメントなんだろうな。
— ニャンボス (@nyanboss) 2018年1月6日
「怒ることは、ハラスメントなんだろう」
何とも考えさせられる言葉です。
その後どうしたか?とあったけど、「悲しいのに怒っちゃってごめんね、これからは大事なものはバッグに入れた方がいいね」と言い直した記憶。息子が言ったのが確か1年生くらいの頃。いまは3年生だけど、意識を向ける時は肩に触れて、なるべく提案型で怒らないように。ま、たまにはコラ〜もあるよね。
— ニャンボス (@nyanboss) 2018年1月6日
失敗を機に負の感情を抱えた子どもは、すでに自ら、反省への正しいステップを踏み出し始めています。
そこへ大人が割って入り、厳しい口調で終わったことを蒸し返してしまうのは、確かに逆効果かもしれません。
今回のツイートを受け、他のユーザーからも様々な反響が寄せられました。
息子が、小さい頃に
私も同じこと言ってました
息子は、我慢してました。
失敗を叱るのでなく、時には
悲しみを分かち合うことが、
必要なんですね。取り返しがつかないことをしてしまったと自省。— としさん (@etosi0432) 2018年1月6日
母の口癖で「ほらお母さんの言った通りにしなかったから」と、私が失敗する度言われました。あれはね、呪いの言葉。今は母が私を守ろうと思って言ってた(それだけじゃないけど)のはわかるけど悲しみを増殖させるだけでなく自信も奪われてたように思う。でもあれもこれも愛だったってわかってる。
— makuro (@ruime09) 2018年1月7日
「怒る」と「叱る」は違うっていう人へ。どっちもダメです。怒るはただの生理反応で論外。叱るも一見良さそうだが、正解はこれだよと「思考する機会」を奪ってるのでアウト。良いのは「誘導」。なぜそうなったのか?どうやったら防げるのか?など前頭葉を刺激する質問が良い。参考までに
— たかやん (@ME_Rex_roi_King) 2018年1月7日
問題に際して、まずは子どもの良心を信じてあげること。
そして可能な限り彼らの目線に立ち、一緒に解決策を考えてあげること。
どんな親にとっても、この2つこそが何よりの理想であると感じます。
ネットの反応
●これめちゃくちゃ思う。怒ることは手段であって目的じゃないから。怒ることでその後どうなるのか、まで考えないで怒る人が多すぎる
●転んで泣いた子どもに「ほら、そんなところで走るから!」と母親が怒るのを見て、そこで「大丈夫? 」と駆け寄る親とはどちらがいいんだろう、と感じたのをふと思い出した
●深いなぁ。私も子どもが小さい頃に、感情的になって怒ったことが何度もある。今頃になって反省しきりやけど
子育てとは、ともに正しい道を模索していくことである。
改めて、そう思い知らされる一幕でした。