先日、シカゴで1人の男性が「ある実験」を行いました。
その内容は、愛犬と散歩する人たちに「あなたの犬を10万ドル(およそ1100万円)で譲ってくれないか」と尋ねるというもの。
果たして、結果は…。
実験開始。
散歩中の人たちに「その犬、可愛いですね?」と声をかけ、まずは警戒心をときます。
「そうね。可愛いでしょう」と気さくに返答する人たちに対し、「10万ドルでその犬を譲ってほしい」と提案すると
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返事はNO。
冗談だと思っているのかと、アタッシュケースの中の札束を見せても、全員が決して犬を手放そうとはしません。
そんな中、ある男性が「妻に聞いてみないと」と迷いを露わにします。
しかし、その後やってきた奥さんは即座に断りました。
「ボクは譲っても良かったんだけど…」
さらにとある飼い主さんは、不躾な申し出に怒りを爆発させます。
私はこの子を愛しているんだ。
10万ドルのお金があったって生きていけないよ。
何年も一緒に暮らしているのに、手放すなんて…。
この子には、私と一緒に住む立派な「我が家」があるんだ!
ペットは大切な「家族」。その絆は、何にも替えられるものではありません。
命を預かる責任について、改めて深く考えさせられる一幕でした。