2月6日(月)放送の『好きか嫌いか言う時間』(TBS系)にて、中高生30人と教育者やゲストらが、いじめ問題について激論を交わしました。
中でも注目を集めたのが、「いじめの責任は先生が負うべきか」というテーマ。
とある塾経営者の方は、たくさんの生徒を見ている以上、すべての変化に気付くことは厳しいと訴えた上で、「教員ってそんな簡単な仕事じゃないと思う」と持論を展開します。
この言葉に、他の先生方が首をかしげる中…ゲスト出演していた武井壮さんが、「同意します」と、自らの意見を述べ始めました。
「先生とか学校教育に過度に求めすぎだと思う。校長先生なんて学校にいて会わねえじゃん。君たちのこと何も知らねえじゃん。俺も知らなかったし。そんな人が責任取るって状況がまずおかしい」
その後、番組MCの坂上忍さんから寄せられた、「では先生はどうすればいいの?」「勉強を教えるだけ?」という疑問に対しては…
「対処はするべきだと思います。だけどその責任を先生や学校に取らせるのは絶対に違うと思ってて。やっぱりそこは個人と親が負わなきゃダメですよ。
だって子どものことに時間を使って育ててるのも親だし、人間性がわかっているのも親」
さらに…
「先生の中にだって指導力の低い先生もいる。強く言えない人もいるし。学校的にも見る範囲を限定していくべき」
幼い子どもたちにとって、誰よりも頼りになる味方は、両親です。
我が子が苦しんでいると知ったときには、誰かを「責める」前に、彼らを「守る」ことを最優先して行動しなければなりません。
そして何より…
いじめどうしたらいいか?なんて分からねえよ。。でもよ、人を苦しませるなんて人として最も魅力のねえ行為だろ。。人を救ったり守ったり、幸せにしたり笑顔にできるヤツは最高だ。。
お前らどんな人間になりてえんだ?
人を壊す嫌な人間か?違うだろ?誰かを幸せにできる素敵な人間になろうぜ。。— 武井壮 (@sosotakei) 2017年1月27日
大人として最も大切な義務は、子どもたちが誰かをいじめるような人間にならないよう、「良い手本」を見せること。
社会全体でそうした意識を共有することが、一番の理想です。