シカゴで行なわれたアメリカのロックバンド、パール・ジャムのライブ。
この会場で、ボーカルのエディ・ヴェダーさんが見せた観客への紳士的な対応が、世界から称賛を浴びています!
大興奮のライブ会場!
ボーカルのエディさんも頭を大きくシェイクしながら、ノリノリのパフォーマンスを見せています。
ところが…
エディさんは急に、「おい、ちょっと待て、待て!」と、ギターをかき鳴らす手を止めてしまいました。
他のバンドメンバーたちにも、演奏をやめるように言います。
直後、彼は叫びました。
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「おい! あんた! あんただよ、ミスター! 彼女の顔にさわんな!」
女性にセクハラを働き、女性の彼氏とトラブルになっていた男に、客席を指さしながら厳しい言葉を投げかけるエディさん!
「観客全員がおまえのことを指さしてるぜ! ほら、さっさと出ていきな!」
何事かと、初めはあっけにとられていた観客たちも、状況を理解し、一斉にセクハラ男にブーイング!
他のメンバーたちもステージ上から、「早く出て行け!」と男に手を振ります。
その後、セクハラ男が警備員に連れられて退場したのを確認したエディさんは、被害にあった女性に優しく声をかけました。
「マアム(女性に対する丁寧な呼び方)、大丈夫かい? 大丈夫だって? なら良かった」
さらに、女性を守ろうとした彼氏のことも称えます。
「自分の女を守った彼氏も、自分の身を守った彼女も、よくやった。2人ともカッコよかったぜ!」
そして、何事もなかったかのようにカウントをとり…
演奏中だった曲を再開!
これには、観客も大盛り上がり!
セクハラ男に男気を見せつけたエディさん。これこそ、ホンモノのロックンロール魂です!!