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心に傷を負った保護犬たちに6歳の自閉症の男の子がやり続けていること

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アメリカ・ロサンゼルスにある動物保護施設「Carson Animal Shelter」には、飼い主に捨てられたり虐待を受けたりと、さまざまな理由で心に傷を負った犬たちが保護されてきます。

そんな、深く傷ついた犬たちがもう一度心を開けるように、ある活動をしている6歳の男の子がいるのです。

彼の名前はジェイコブくん。
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自閉症を抱えながらも、1年以上にわたって犬たちへ「本の読み聞かせ」の活動をしているのです。

 
「怯えなくて大丈夫、自分らしくいていいんだよ」

犬たちにそう言っているかのように、ケージの前に座って心からの思いを伝えます。

すると・・・
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まるでジェイコブくんの発する言葉がわかっているかのように、犬たちもゆっくり座って彼のお話を楽しんでいるのです!

ジェイコブくんの読み聞かせの活動は、犬たちの心を開くのに効果てき面! いままで吠えたり暴れたりと手がつけられなかった犬も、本の読み聞かせが始まると、尻尾を振って落ち着くのだそうです。

 
さらに、この活動はジェイコブくん自身も助けてくれました!

自閉症の子は、音や光など周りの環境に過剰に反応したり、言語の発達が遅れてしまうこともあります。

しかし、犬たちの鳴き声の中で活動しているジェイコブくんは、大きな音が以前よりは気にならなくなり、さらに文字を読む機会も増えたことで、今ではほぼ小学3年生レベルの文章が読めるようになったのだとか。

ジェイコブくんの活動がもっと広まり、自閉症の子と保護された動物たちが心で繋がり合える、このような機会が増えてくれるといいですね。

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