オフトンのからあげ@今年は全力で字書く(@oooqnrose)さんが投稿した、幼少時代のエピソードに注目が集まっています。
3歳くらいのときに母親が急に赤いものを吐いて過呼吸になった。
父が救急車を呼んで、母がいなくなるのかと地獄のような夜だった。
救急車のうしろにわたしだけ乗せてもらった。救急隊員の男のひとがわたしに「お母さんは絶対大丈夫だからね。信じられないならこれをあげる。絶対大丈夫だから」と— オフトンのからあげ@今年は全力で字書く (@oooqnrose) April 14, 2024
言って、うりぼう(猪の赤ちゃん)のぬいぐるみをくれた。
地獄の赤いサイレンの音の中で、どんなに地獄のようでもただの大人の励ましのようでも、真実だとなぜか思えた、可愛いうりぼうのぬいぐるみだけで。
大切にいまでも一緒にいる。
大人が他人の子供を想える世の中でありつづけて欲しいと思う。— オフトンのからあげ@今年は全力で字書く (@oooqnrose) April 14, 2024
うりぼうはずっと大丈夫のお守りで、たとえなにかが大丈夫じゃなかった時も、この子に願ってもだめだった、なんてわたしをくじけさせない。
同じようにたくさんの子ども勇気づけてたんだろうな。
同じ人いるかなぁ。かわいいイノシシの赤ちゃんのぬいぐるみ— オフトンのからあげ@今年は全力で字書く (@oooqnrose) April 14, 2024
子供心に、そういうことをする時はどんな聖人でも瞳に自己陶酔の色とかが差すものだと思ってたんだ。
そうじゃなかったんだよね。
だからそのぬいぐるみを受け取る時、救急隊員さんの姿をみてその場ですごく感銘を受けた。
この見知らぬ大人はわたしに全力で向き合っていま本当に味方をしてくれてる。— オフトンのからあげ@今年は全力で字書く (@oooqnrose) April 14, 2024
ものすごいことだと思った。子どもでも、全力で自分の味方をしてくれる大人なんて少ないことを知っててその場その場でかぎ取ってたから。
親とは違うけど、親くらい全力で向き合われて、あそこで世界への信頼が何倍にも満ちて広がっていって、あの瞬間わたしのなかの地球の大地が一気に潤っていった— オフトンのからあげ@今年は全力で字書く (@oooqnrose) April 14, 2024
本当に上空から砂漠がざーって潤っていくようなビジョンがみえた、その時。そのくらい鮮烈だった。
親戚のわたしの取り合い(子供が生まれない家系で、羨まれた末にそうなった)などですでにとんでもなく疑り深かったわたしにとって、世界は頼りなかったのかもしれない、それを変えた大人— オフトンのからあげ@今年は全力で字書く (@oooqnrose) April 14, 2024
そんなことが……。
子どものため
消防職員の厚意で救急車にぬいぐるみを載せていることがあるそうです。
神奈川県で、30年くらい前に、親や自分が運ばれたときな、救急隊員さんがぬいぐるみくれて元気づけてくれたって人、いないかなあ。いるはずなんだよね。
— オフトンのからあげ@今年は全力で字書く (@oooqnrose) April 14, 2024
誠意あるアクションは、不安でいっぱいだった子どもにとって、忘れられない出来事として記憶に色濃く残るのでしょう。
大人としての在り方を考えさせられるお話でした。
関連:深夜に、タクシー会社と間違えたお年寄りから電話がかかってきて
みんなの反応
●父が救急救命士だった身としてはすごい嬉しい話だし、いい話
●本当に家族の危機ってトラウマになるけど、それを覆してくれた救急隊員の方本当に偉いすごい
●この救急隊員さんみたいな人になりたい
グッとくる体験談に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。