米カリフォルニア州の農場に、生まれつき病弱なゴアリスという子牛がいました。ゴアリスは、生後1歳になっても他の牛と全然違っていたため、ただ安楽死を待つばかりの運命にありました。
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そんなゴアリスの前に、シェイリー・ハッブスさんが現れます。彼女たちは、ゴアリスをその残酷な運命から救うために、家族に迎え入れてくれたのです！
初めてハッブスさん一家のもとに連れてこられたとき、ゴアリスは、自力で立つこともできませんでした。軽々と持ち上げることができるほど、弱々しかったといいます。
しかし、それから数ヶ月後、ゴアリスは目覚しい変化を遂げました。悲惨な状況から回復したばかりではなく、なんと自分のことを完全に犬だと思い込むようになってしまったのです！
その理由は…ハッブスさん宅で飼われている3匹の犬たちに育ててもらったことにあります。ゴアリスと犬たちは、走り回って遊ぶときも、お皿からご飯を食べるときも、当然寝るときだって、常に一緒です。
自分を犬だと思っているゴアリスが食べるのは、そう、もちろんドッグフード(笑)！
耳をこすりあうといった犬特有のマナーも、ゴアリスは3匹からたくさん学んだといいます。
その中でも、グレイトデーンのレオ二ダスは、ゴアリスにとって特別な存在です。ゴアリスがハッブスさん宅に着いたときから、ずっと変わらずお母さん役を買ってでてくれていました。一緒に横になったり、顔をなめてあげたり…。立つことが難しかったときには、体を支えて助けてあげたりもしました。
またあるとき、家のドアを開けっ放しにしていると、いつの間にかソファの上でくつろいでいるゴアリスが(笑)！
実は、これもレオ二ダスの入れ知恵。「母」であるレオニダスがゴアリスに、家の中へ入ってソファを確保する方法を教えてあげていた成果だとか。
▼少しですが、ゴアリスの映像がありました。
命を救われたばかりか、優しいハッブス一家の一員にもなることができたゴアリス。
外見が違っても、そんなの誰も気にしていません(*´ｪ`*)