荻野(フリーランスマンガ編集者) (@gouranga_)さんが投稿した、漫画家にまつわるツイートに注目が集まっています。
作家さんが安心して連載に打ち込めるよう、連載を立ち上げる前に同人活動だけでも食べていけるよう環境を整えるサポートをここ数年試しているのですが、最近ちょっと困ったことが
— 荻野(フリーランスマンガ編集者) (@gouranga_) January 4, 2022
しっかりやればやるほど同人活動の方が儲かる。ぶっちゃけ商業連載を始めると収入が減るという逆転現象が発生しています。商業とは
— 荻野(フリーランスマンガ編集者) (@gouranga_) January 4, 2022
ここ5年くらいの間で作家さん個人の活動をサポートするサービスが充実しまして。とらのあな・メロンブックス等の従来の同人誌委託販売に加えてFANZA・DLsite等のダウンロード販売。Fantia・pixivFANBOX等の支援サイト。skeb等の有償リクエストサービスなどが台頭した結果、創作環境が激変したんですね
— 荻野(フリーランスマンガ編集者) (@gouranga_) January 4, 2022
なるほど…。
選択の幅が広がった
必要経費を除けば、すべてが自分の収入になる同人誌で活動したほうが生活も安定し、自分のペースで創作活動に打ち込めるというもの。
これは以前から言われていることですね。ある編集さんが漫画家さんに「同人イベントが近いので連載を休ませてほしい」と言われ「本業を優先すべきでは?」と窘めたところ、同人の稼ぎの方が2桁上であることを教えられ、連載の方が副業なのだと思い知らされた話を見たことがあります。 https://t.co/rCXUZ9eNb6
— 早川清一朗@ライター 取材に行きたい謎の生物 (@hayakawaseiich2) January 5, 2022
現代では、商業誌で連載することに価値を見いださない作家も少なくないかもしれません。
関連:「1回休載させて」漫画家がそう頼むと…編集者の一言に絶句
みんなの反応
●1万部くらいやったら圧倒的に同人やからなぁw商業やるイミは宣伝くらいでしかないw
●同人は、出版社や取次による中間搾取が無いからなぁ…
●フリーのアシスタントの話によると、同人作家の方が金払いがいいそうな…
●同人って人気が出ると、そんなに儲かるんですねぇ。まるでテレビとYouTubeの関係みたいです
興味深いお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。