9月10日、台風の影響で鬼怒川の堤防が決壊。流れ込んだ水が住宅地に溢れかえり、多くの人が被害に巻き込まれました。今も懸命な救出活動が続くなか、自衛隊による現場での活躍が大きな力となっています。
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そして今回、特に注目を集めているのが、救助のスペシャリストともいえる彼らの、長けた判断能力。
Twitterユーザーのカフェ鈴生(@cafe_suzunari)さんが投稿したニュースの画像が話題になっています。
どちらを先に助けるべきか?
このとき、茶色い家の2階のベランダに救助を待つ人がいました。しかし、画面右下には濁流の中、電柱につかまる男性も(水の流れは左上から右下)。
どちらを先に助けるべきか? なんとなく、電柱の男性の方が危険な気がします。下流だし、流れに揉まれているからです。
しかし、自衛隊が助けに向かったのは2階の人。手際よくヘリに乗せました。
と、そのとき
さっきまで、その人が立っていた家が崩れて流されてしまったのです((((;゚Д゚))))
さっき自衛隊ヘリが電柱のおじさんより先に救助してた茶色い家、倒壊して無くなってる…
自衛隊の判断力すげーな(゚Д゚)
#鬼怒川 #堤防決壊 pic.twitter.com/6cqenvz7Ke
— カフェ鈴生(アイス屋) (@cafe_suzunari) 2015, 9月 10
もしベランダの人を先に救出していなければ、どうなっていたことか…。まさにプロの判断でした。
そして、その後、電柱の男性も無事に救出されました。
同じニュースを見ていた人たちからも、称賛の声があつまっています。
@cafe_suzunari 電柱の人先にしてーーーっ!って思ってたけど流石…出来る限り多くの人が助かるように慎重に選んでるんだろうな。
— yukana(ラインスタンプ販売中) (@yukana_scrap) 2015, 9月 10
@cafe_suzunari @ianoianoianoo 自分も電柱の人を先に助けるものだとばかり思っていましたが本当に訓練された人たちの判断はスゴイ!
— 俺だよ (@oredayo8) 2015, 9月 10
@cafe_suzunari 普通なら電柱の方をとなりますが
電柱は水流を受け流せるから、家を先に救助。
なかなか、判断は出来ませんが流石自衛隊!
— 原田 慎也 (@W8q4rqn5Rn37M0Y) 2015, 9月 11
日頃の訓練を生かして大活躍してくれる自衛隊。
俺は無事です!
自衛隊の人たちが頑張ってるので皆さん助かります!安心してください! pic.twitter.com/2xgmQvAV9t
— 新規 SIN-SIN (@134Sim) 2015, 9月 10
空だけではなく地上でも救助行っています! pic.twitter.com/FluqpM8I0C
— 特殊作戦群 (@jsdf312) 2015, 9月 10
鬼怒川、愛犬を離さないであろう老夫婦の気持ちまで理解して、安全に袋を用意して救助してくれた自衛隊の人たち、ただただ尊敬と感謝しかない。泣けた。頭撫ででくれてワンコも安心しただろうな。こんなギリギリの場面でも人間らしさを忘れない自衛隊を、この国を誇りに思います。
— Ninny(二ン二) (@wioveriyw) 2015, 9月 10
数キロ圏内で指揮系統が違う組織が4系統(陸自、海保、消防、警察)同時にヘリでホイスト救助って、国際的に見ても飛び抜けた偉業だと思うんだけど(今回は陸自が統合指揮したそう)、それが出来たからこそ200人以上の人命救助が可能だったし、311の教訓が生かされているんだなあと熱くなった。
— たられば (@tarareba722) 2015, 9月 11
私たちは見守ることしかできませんが、心から感謝の気持ちと声援を送りたいですね(*´ェ`*)