中国・天津での大規模な爆発。現場で救助活動に入ることすらできない悲惨な状況に、暗いムード一色が漂っていました。しかし、そこに1つの明るいニュースが舞い込んできたのです。
[ada]
爆発事故から3日後、後処理をするため現場に出向いた兵士が、1匹の子犬を発見しました。ひどい爆発があった場所に居るのに、その子犬には傷ひとつなく、おびえた様子もありません。
この犬が誰かに飼われていたのか、野良犬だったのかは分かりませんが、兵士は思わず保護して連れ戻ったと言います。
助けてくれた兵士にすっかり懐き、そばを離れようとしない子犬は、結局そこで皆と一緒に過ごすことになりました。
そして、今回の爆発で被害に遭った人や、救助や後処理をする兵士の心がすさんでトラウマに苦しむ最中、この子犬の無邪気な姿は貴重な癒しとなったのです。
くりっとした目に、舌をペロリと出したあどけない表情が愛らしいですね!
このニュースは、死者や行方不明者の記事しか読めずうんざりしていた新聞読者に安堵の笑顔をもたらしました。
イギリスBBCニュースのインタビューに答えた1人は、「最近は毎日暗い話ばっかり。特に爆発現場に向かった多くの若い兵士たちが亡くなるニュースには、本当にげんなりしていたんだ。そこへこの子犬のニュースだよ。希望が湧いてくるね。」と語りました。
(参照 barkpost.com)
天津が徐々に復活しつつある今、この子犬が本当に安心できる場所で暮らせるよう、新たな飼い主探しも始まりました。
人々の希望の小さな光となってくれた子犬。新しい場所にいっても、たくさんの笑顔や幸せをもたらしてくれそうですね(*´ェ`*)