毎年冬になると、近所のノラ猫たちのために裏庭にシェルターを置いていたカナダ・モントリオールの保護活動家・ステファニーさんは…
ある日、1匹の猫が庭を歩いていることに気がつきました。
彼はシェルターを見つけると、どうやらそこに腰を落ち着けることを決めた様子。
ステファニーさんは彼のために毎日外にご飯を用意し、近所に聞き込みを始めましたが、飼い主は見つかりませんでした。
心を開いて
やがて慣れてきたノラ猫は、どんどん玄関に近づくようになったのだとか。
そんな毎日を過ごし…
とうとう、ご飯の時にはポーチで待つまでになりました。
そして、気温が下がってくるともっと大胆になったため、遂にステファニーさんは彼を家に招き入れることに。
大きくドアを開けておくと、初めはためらっていましたが…
数分程あたりをチェックしたのち、落ち着いた様子を見せたそうです。
その後、テディと名付けられた猫は保護団体Chatons Orphelins Montrealに引き取られることが決まり…
病院で必要な治療を受けると、お世話をしてもらったことに喜ぶように、喉を鳴らしたり小さな声で鳴いたりしていたのだとか。
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大きなテディベア
メンバーのセリーヌさんはこう語ります。
とても優しくて人懐っこくて、まるで大きな「テディベア」みたい。
頭を撫でて欲しいとお願いしてきたり、仰向けになってお腹を撫でて欲しいとお願いしてきたりするんです。
通りでの厳しい生活を卒業し、家猫の生活を満喫するテディ。
これからもたくさんの幸せが彼に訪れることを、心から願っています。
(参照:LoveMeow)