イギリスのウォルヴァーハンプトンにある公園で見つかった、1匹の野良猫。
保護された後、動物病院へ診察を受けに来た彼を見て…
スタッフのエミリーさんは、その愛くるしさに心を奪われ、引き取りを決めます。
子猫は生後約3、4週間ほどでした。
角膜浮腫を患っていますが、視力に問題はなく、日常生活に支障をきたすことはありません。
大きくなれない子猫
ところが、しばらくして…
エミリーさんは、マンチーと名づけた子猫の体が、ほとんど大きくなっていない事に気づきます。
さらに突然、健康状態が悪化。
病院につれていくと、血中カルシウム濃度が低くなる「副甲状腺機能低下症」を患っていたことが判明しました。
一時はゾッとしたものの…特別食と適切な治療のおかげで、マンチーの容態は徐々に安定していき、体重も増加。
元気になった新入りを、先輩たちは喜んで迎え入れたといいます。
お兄ちゃん猫たちは小さな弟をよく可愛がり、家の周辺の縄張りを見せて歩くのだとか。
特にアスランとはとても仲が良く、いつでもなにをするのも一緒です。
たくさんの愛に包まれて、子猫はぬいぐるみのように愛らしく、個性豊かに成長していきました。
マンチーはおもちゃで遊ぶことをはじめ、眠ることや注目を集めることが好きです。
もちろん食べることも大好きで、チキンには目がありません。
関連:【子猫】ガリガリに痩せた母猫から生まれた、たった1匹の子猫。里親のサポートを受けて無事に育ち、親子揃って幸せを掴んだ!
大きくなれなくても
生後7ヵ月になりましたが、体重は1.7kgほどしかありません。
それでも…彼の表情からは、幸せが溢れています。
困難を物ともせず、前を向き続けるマンチー。
素敵な家族に囲まれて、これからも元気に「第二の人生」を歩んでいってほしいですね。
(参照:LoveMeow)