米インディアナ州の保護団体「Humane Society of Whitley County」に預けられた、耳が聞こえない猫・ハニー。
妊娠していた彼女は、5日後に4匹の子猫を生みましたが…
1匹は死産で、もう1匹は翌日に命を落としてしまいました。
大切な家族を失ったのが、よほどショックだったのでしょう。
ハニーは残った2匹・テュペロとマヌカに寄り添い、離れようとしなかったといいます。
すくすく育って…
里親のバーブさんは、夜の間も数時間おきにママと子猫たちの様子をチェックしながら、子育てをサポートしました。
母乳の量が少なかったため、栄養補給用のミルクの助けも借ります。
ハニーは2匹の元を離れたがらず、ご飯を食べるのも忘れてしまうほどだったのだとか。
子どもたちのすぐそばでリラックスできるよう、ベッドでごはんやオヤツをあげています。
ストレスのない母猫は、より多くの母乳を作ることができるんです。
子猫たちは体重を計ったり身体をチェックしたりすると、嫌がって声を出すのですが…
彼女は耳が聞こえないので、気にならないのかもしれません。
猫と人間の2人のママに見守られながら…
マヌカとテュペロは、たくましく成長を遂げていきました!
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無償の愛
後にハニーは、母猫をなくした他の3匹の子猫たちも受け入れ、別け隔てなく世話し…
子育てが終わると、彼女を含む一家全員が、無事にそれぞれの「生涯の家」へと旅立っていったといいます。
新居では、犬の大親友・ダンカンとも出会えたハニー。
新しい住居でも、たっぷりの愛情をもらいながら、たくさんの幸せな思い出を紡いでいくことでしょう。
(参照:LoveMeow)