眼球がとても小さい状態で形成されてしまう障害、「小眼症」をもって生まれたアモーラ。
加えて彼は、下半身にも形成不全を持っており、4足歩行もうまく出来ずにいました。
それでも幸せ
保護活動団体の創始者であるタラさんは、そんな子猫に救いの手を差し伸べます。
目も見えず、後ろ足もうまく使えない…
それでも彼は、とても幸せそうにしていたんです。
あまりにも元気いっぱいなアモーラに、獣医師も「手術は必要ない」と判断しました。
事実、彼は後ろ足の形成不全などものともせずに、走ったり跳んだりしていたのだとか。
自分が他の猫と違うということなんて、まるで気にかけていませんでした。
動物病院に連れて行ったときも全く物怖じせず、自分の部屋にいるかのように振舞っていましたね。
また、視覚以外の感覚が非常に発達していたようで…
その振る舞いは、他の猫たちとなんら変わりありません。
抱っこ好きな彼は、人々を愛し、また人々に愛されながら、すくすくと育っていきます(*´∀`*)
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家族になった
やがてアモーラは、それまで面倒を見てくれていた里親一家に、正式な飼い猫として迎え入れられました!
視界は閉ざされ、よろけるような歩き方も相変わらずですが…
「自分こそ世界一幸せな猫だ」と信じて疑わない様子で、日々の暮らしを満喫しているそうです。
これからも彼が、大好きな家族と一緒に幸せな思い出を積み重ねていくことを願います。
(参照:Love Meow)