ある日のこと。
カリフォルニア州ロングビーチにある木工店に、全身ペンキまみれで、ガリガリに痩せた子猫が現れました。
鳴きながら網戸を引っ掻く必死な姿に胸を打たれた店主のジャスティンさんは、彼を保護。
動物病院に連れていき、適切な医療処置を施して…
ふさわしいお家が見つかるまで里子として預かることに決めます。
ジャスティンさんの家とお店には、計4匹の猫と1匹の犬が暮らしていました。
彼らにクルと名づけた子猫を紹介してみたところ…
すぐに打ち解けたといいます。
先輩猫の意外な一面
驚いたことに、一番気難しい性格の先輩猫が、積極的に子猫のお世話を始めたそう。
オリーは警戒心が強く、わたしたちと仲良くなるまでにも4年かかったんです。
クルの愛くるしさが、オリーの知られざる一面を引き出したのでしょう。
彼らは一緒にご飯を食べ、お昼寝をするときには寄り添いあって眠ります。
小さな弟の悪ふざけにも寛大で、いつも優しく接するオリー。
素敵な先輩猫のおかげで、クルはどんどんと猫らしく成長していきました。
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家族ができた
そして、日ごとに深まる彼らの絆を目の当たりにしたジャスティンさんは…ある決断を下します!
クルはみんなとうまくやっています。
里親としては失敗ですが…(笑)
新しい飼い猫を迎えることが出来て嬉しいです。
もう寂しい思いや、飢えに苦しめられることはありません。
これからは愛する家族に囲まれて、幸せな日々の思い出を積み重ねていくことでしょう。
(参照:LoveMeow)