とある寒い日に救助された、生後まもない2匹の子猫。
身体はすっかり冷え切っており、命も危ういほどでした。
彼らを保護した里親のウェンディさんは…
彼らがどれくらい生きられるのかは、全く分かりませんでした。
元気になって何年も生きられるか、それとも数時間後にはこの世を去ってしまうのか。
いずれにしても、私のやるべきことは決まっていました。
必死の看病
2匹の子猫には、パンプキンとスパイス、という名前が与えられました。
彼らの命を救うために、ウェンディさんは何日も徹夜を続けます。
体を温め続け、2時間おきにご飯を与え、毛布を清潔に保ち…
彼らの容態が悪化するたびに、何度も救急病院に連れて行ってあげました。
そんな献身的な看護のおかげで、パンプキンとスパイスは、どうにか一命を取り留めます。
やがて目がしっかりと開き、あちこち歩き回るようになり…
元気を取り戻してからは、すくすくと順調に成長していきました。
いたずら好きのスパイスと、のんびり屋のパンプキン。
2匹はたいそう仲が良く、お昼寝のときは一緒に寄り添うのがお決まりでした。
また、優しいウェンディさんのことも大好きで…
膝の上に乗っかっては、ゴロゴロと寝転がってリラックスするんだとか。
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生涯の家へ
やがて十分に成長した2匹は、『生涯の家』へと引き取られていきました。
親切な人々の手から手へと渡り、幸せな暮らしを手に入れることが出来たパンプキンとスパイス。
2匹の未来が、今後も幸せなものとなるよう祈ってやみません。
(参照:Love Meow)