テキサス州の動物保護施設の外で見つかった、後ろ足の一部がない子猫。
必死に逃げ回っていた彼女を8人がかりで捕まえ、なんとか施設へと運び込んだものの…
威嚇したり唸ったりして、近づくことすらできません。
それでもスタッフのジャクリンさんは、「必ず心を開かせる」と誓っていました。
心を開いて…
スピットファイアと名付けられた子猫は、トラウマを負っておりとても攻撃的でした。
しかし、ジャクリンさんは忍耐強く待ち続けます。
そして2週間後…
ようやく手袋なしで触れるまでに慣れてくれました!
その後しばらく彼女の自宅で過ごすことになったスピットファイアを、連れて帰ろうと車に乗せると…
遂に膝の上で甘え始めてくれたのだとか。
怯えていた瞳は、今では好奇心と喜びでいっぱいです。
それからはどんどん信頼を深めていき、トイレの中にまでついて来るほど甘えん坊になったそう。
手術を受けるための体力を取り戻し、足に残った異物を取り除いてもらったスピットファイア。
言わずもがな…ジャクリンさんの決意は固まっていました。
一目見た時から、私が引き取ることになるとわかっていたんです。
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ずっと一緒に
お兄ちゃん猫のミサは、初めこそ敬遠していたようですが…
手術の後には、心を開いてくれた様子。
まるで彼女が安らぎを求めていることがわかったみたい。
今ではお互いがお互いを大好きで、1日中一緒に寝ています。
警戒心の強かった子猫は、ジャクリンさんの助けを借りて、人懐っこい猫へと変貌を遂げました。
これからも大好きなママとお兄ちゃん猫と一緒に、幸せに暮らしていくことでしょう。
(参照:LoveMeow)