ある日、米カリフォルニア州の路上で、さまよう小さな黒猫を保護したジャスティンさんとエリカさん。
午後から1週間家を空ける予定だったものの、放っておくわけには行かず…
彼らは、動物保護団体のジャクリーンさんに助けを求めたそう。
彼は「戻って来たら、新しい家族が見つかるまで預かりボランティアを引き受ける」と言ってくれて…
しばらくうちで預かることになったんです。
小さな鳴き声
鳴き声がとても小さく、まるで囁いているようだった子猫は、「ウィスパー(ささやき)」と名付けられました。
生後8週程度にも関わらず、体重は平均の半分ほどの450g。
全身ノミだらけでひどい脱水症状も起こしていたため、獣医のもとで必要な治療を行います。
それから1週間後、出先から戻り、約束通り彼女を引き取っていたジャスティンさん。
後にウィスパーは、耳が聞こえていなかったことも判明しましたが…
パパの熱心なケアのもと、少しずつ元気を取り戻しながら、『普通の幸せ』が何たるかを知り始めます。
鳴き声は徐々に大きくなり、性格はますます甘えん坊に(笑)
そんな姿を見守っているうち、心を完全に溶かされたジャスティンさんたちは…
やがて彼女を、正式に家族の一員として迎え入れることに決めたそう(*´∀`*)
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ずっと一緒に
そして子猫は、マギという新しい名前をもらいました。
マギは魅力に溢れています。
とってもお茶目でいたずらっ子の一面も持っていますが、優しくて我慢強いところもあるんです。
彼女の表情や反応全てが大好きで、家に帰って彼女に会うのが待ちきれません!
鳴くこともできなかった子猫は、愛嬌のある美しい猫へと成長しました。
これからも大好きなパパとママと一緒に、楽しい思い出を積み重ねていくことでしょう。