里親ボランティアを行っているジェシカさんのもとに、1通のメールが届きました。
なんでも「生後4週間にも満たない子猫を預かってほしい」とのこと。
彼女は快く引き受けます。
やがてジェシカさんの家にやってきた子猫・サイダーは…
初日から好奇心全開で家の中を探検しました。
元気いっぱい!!
自分がそれまで独りぼっちだったということは、あんまり気にしていないみたい。
物怖じしない子で、飼い犬にも怯えたりはしなかったですね。
身体は小さいながらも、食欲旺盛かつ非常にエネルギッシュ。
ジェシカさんが繰り返し注射器で食事を与えたおかげで、サイダーはみるみる大きくなっていきます。
すぐに体重が1000gの大台に到達すると…
お皿から固形のご飯を食べられるようにもなったそう。
一方で、性格は甘えん坊のまま。
自分用の寝床よりも、ジェシカさんのベッドで一緒に寝るほうが好きなようです。
ジェシカさんが新しく引き取ってきた子猫のアップルとも、すぐに仲良くなり…
彼女がやって来た初日には、家中を案内してあげようとしたのだとか。
子猫同士で、十分なほどにコミュニケーションを取っているんでしょう。
生後8週間ほどが経過すると、体重も2000gほどに増加。
いよいよ、里親のジェシカさんの元を離れる日がやってきます。
関連:独りぼっちで川辺をさまよっていた子猫。優しい人たちと触れ合って、人間のことが大好きになっちゃったみたい!
生涯のお家へ
そしてサイダーは、めでたく「生涯の家」へと巣立っていきました。
新しい飼い主の膝の上でゴロゴロ喉を鳴らしたり、うとうとしたり…
そしてそのまま眠ってしまうのが、彼のお気に入りです。
ヤンチャな子猫から、すっかり立派な大人の猫になったサイダー。
これからも快適な我が家で愛されながら、たくさんの幸せな思い出を紡いでいくことでしょう。