米フロリダ州に住むサンディーさんは、飼い猫たちを庭のケージに連れて行こうとしていたとき、ふと小さな鳴き声を耳にしました。
初めは鳥の声かと思っていましたが、一向に鳴き止まないので見に行ってみると…
バラの茂みの中に、小さな子猫が。
全面フェンスで囲われた庭にどうやって入ってのかは不明でしたが、ともかく、明らかに助けが必要な状態です。
サンディーさんはすぐにダンボールとタオルで子猫用のバスケットを作ると、ミルクを買いにお店へと走りました。
小さな黒豹
キーラン・ヴォン・フラッフィーパウズと名付けらた子猫はまだ幼いため、付きっきりのケアが必要です。
獣医に連れて行くと、まだ歯も生えておらず、生後2週にも満たないと言われました。
数時間おきの授乳スケジュールをこなすため、サンディーさんが仕事に出ている間は、友人がお世話をしてくれることになったそう。
キーランはとても勇敢で、まるで恐れを知らない黒豹の子どものようです。
病院でも机の上を歩き回り、スタッフに挨拶をしてまわります。
家の先輩猫たちも、みんなすぐに彼を受け入れてくれたのだとか。
元々は彼らも、キーランと同じように不思議な縁でサンディーさんのところへやってきたそうです。
助けが必要な猫たちはみんな私を見つけてくれるから、保護施設に行く必要がないっていつも冗談を言うんです。
そして6ヶ月後
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キーランは、まるで黒豹のように美しい姿へと成長を遂げました!
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不思議な縁
実はキーランを見つける3ヶ月前に…
サンディーさんは、愛猫のジャクソンを亡くしていたそう。
私は、ジャクソンがこの子猫を私に送ってくれたと信じています。
彼はバラの花の香りを嗅ぐのが大好きだったので、バラの茂みの近くに埋葬したのですが…
キーランを見つけた場所は、そのすぐ近くなのです。
優しいママと運命的な出会いを果たした猫たち。
これからもみんなで一緒に、楽しい思い出を重ねていくことを願います。