米フィラデルフィアの保護施設に運び込まれたところを、ボランティアのシャウナさんに引き取ってもらった2匹の子猫。
しかし、それまでの栄養状態がとても悪かったため、残念ながら1匹は命を落としてしまいました。
生き残った子猫のネビュラも、生後5週目にして体重はなんと227グラム。健康な猫の生後2週目程度しかありません。
母親と離れてしまい、一緒だった兄弟も亡くしてしまったネビュラは…
食欲を失い、ご飯を食べることを拒んでいました。
とても痩せていたので、本当に心配だったんです。
ご飯の食べ方を間違ってる?
そんなある日、シャウナさんは不思議な光景を目にします。
子猫の前にご飯を置いておくと…
お皿の中に飛び込んでいったんです。
上半身まで体ごとご飯に突っ込んで、まるで母猫のおっぱいを飲むように舐めていました。
ネビュラはご飯を口の中に含まずにチビチビと舐めるため、食事の後はいつも身体を綺麗にしてあげなければならなかったのだとか。
変わったご飯の食べ方をしばらく続けていたある日、子猫の顔をよく見てみると…
なんと口の周りの毛が抜け始めてしまいました。
そしてネビュラがご飯の噛み方を覚えると、抜けてしまった毛も徐々に生えはじめます。
ただし…
なぜか新しい毛は、「前と違う色」になっていましたΣ(゚д゚;)
でも、この模様が彼女をとびきり魅力的な見た目にしてくれています。
こうして子猫はすくすくと成長を続け、元気いっぱいのやんちゃな猫に成長。
個性的な口周りも、すっかりチャームポイントとして定着しました。
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新しい家族
その後、準備を整え、新しい家族の元へと旅立って行ったネビュラ。
今日も小さなトルネードのように、やんちゃに家中を駆け回っていることでしょう。