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レストランで保護された子猫。最初は警戒しきりだったけど、やがて…

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ある日のこと。

レストランで働いていたジェナさんは、上司から「どこかから子猫の鳴き声がする」との話を聞きました。

 
そこで辺りを探したところ…なんと、室外機の隙間にすっぽりはまっている子猫の姿が。

時刻はだいたい、夜の11時頃だったと思います。

彼女は、必死でそこに隠れようとしていました。

 
警戒心からか、ジェナさんの助けを激しく拒む子猫。

食べ物を与えて落ち着かせようとしても、まるで効果はなく…

一時間ほど粘って、最終的には調理用のヘラで子猫を救い上げたそうです。

優しさに触れた

救助された子猫は動揺し、怒り狂っていました。

けれども…寒さと空腹で、もはや暴れる気力は残っていません。

 
ジェナさんは、子猫の体をタオルで包み、そのまま自宅で保護してあげることに。

食事を与えると、皿に顔をうずめるようにしてがっついたといいます。

 
体にノミが集っているのと、目がちょっと充血していることを除けば、いたって健康。

そんな彼女は、ナゲットと名付けられました。

レストランで調理するみたいに、ヘラで救い出したでしょう。

だから、食べ物に関する名前がピッタリだと思ったんです。

 
最初はジェナさんのことを警戒し続けていたというナゲット。

それでも根気強く向き合い続けるうちに、やがて少しずつ心を開いていき…

ある日、私の手のひらの上で、ゴロゴロとのどを鳴らしながら眠りに落ちたんです。

それからは、見違えるほど愛らしい子猫になりましたね。

 
ジェナさんを母親として認めたナゲットは、本来の人懐っこさを発揮し始めました。

 
たくさんご飯を食べてエネルギーを取り戻したあとは、遊びの時間。

他にも猫を飼っていたジェナさん宅には沢山のオモチャがあったため、飽きることなくハシャギまわります。

 
バードウォッチングも大好きで、窓の外をじーっと眺めて過ごすのもお気に入りです。

 
とはいえ、やっぱり…

優しい飼い主に抱かれて、甘えながら眠りに落ちる時間が一番の幸せ。

毎日、昼の正午から三時頃まではお昼寝の時間。

わざわざ私の胸に乗っかって眠ろうとするんですよ。

そのくせ、夜中は寝ようとする私の手を突っついて、起こしてくるんです。

関連:一人ぼっちの子猫が見つけた最高の居場所は、優しい里親の「ポケットの中」だった

救われて良かった

快適かつ安全な環境で、ナゲットは心身とも健康的に成長していきました。

そして…生後4週間で、体重は1ポンドの大台に!

あの晩、この子猫の鳴き声に気づくことが出来て、本当によかったです。

ナゲットは、私の人生においてかけがえのない存在になりました。

 
これからも、飼い猫としての暮らしを思う存分満喫してほしいですね(*´∀`*)

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