ジルさんが、婚約者と一緒に地元の愛護団体を訪ねたときのこと。
施設内を見渡していると…
1匹の猫が目に留まりました。
彼の名はラッキー・ベア。
出会った時の印象を、ジルさんはこう語っています。
彼には、生まれつき眼球がないけれど…
今まで出会ったどの猫よりも甘えん坊で可愛らしかった。
「相棒」と一緒に
社交的なラッキー・ベアは、「自分は他の猫と違う」なんてこれっぽっちも思っておらず、施設に来た瞬間から、ボランティアスタッフみんなに抱っこをせがんだそう。
そして、そんな彼の心強い相棒となっていたのが…
共に施設にやって来た生後4ヶ月の子猫・プンバでした。
ジルさんがラッキー・ベアを抱きかかえていると、彼に負けず劣らず甘えん坊なプンバも肩にぴょんと飛び乗り、「僕も置いてかないで」とアピールします!
生まれた時からいつも一緒で、互いに支え合って生きてきた2匹。
「彼らを引き離すことなんてできない」と感じたジルさんは、一緒に引き取ることを決意しました。
こうしてラッキー・ベアは「ラッキー」、プンバは「チャロン」という別の名前をもらい、新たな人生の一歩を踏み出すこととなったのです。
ジルさんの家にやってきて以来、チャロンはラッキーの「目」となり、ぴったりと寄り添って行動しているそう。
彼らは先住猫・ペニーとも、無事に打ち解けました。
チャロンはラッキーをうまく誘導して、あちこち案内してあげているのよ。
2匹とも、うちに来てすぐに馴染んだわ。
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穏やかな暮らし
運命の出会いを経て、素敵な家族を手に入れたラッキーとチャロン。
その表情はとっても幸せそうです。
優しい飼い主たちと一緒に…
これからもずっと、楽しい毎日を過ごして欲しいですね(*^ω^*)
(参照:Love Meow)