兄弟猫のエース(画像上)とラムジー(画像下)は、まだ子猫だった頃に、人間に拾われました。
野良猫として、ゴミ箱の中にいたところを発見された2匹。
よほど過酷な生活を送っていたのか…
エースは右目を、ラムジーも視界の一部を失っていました。
そんな境遇もあってか、彼らは、ほとんどお互いの傍を離れることがないのだとか。
まるで、ずっと一緒にいることが運命づけられているみたいでした。
「親友」がいた
米軍の獣医助手として働いていた飼い主のノーマさんは、旦那さんの説得により、2匹を引き取ることに決めたといいます。
離れ離れになるのは、好奇心の強いエースが、家の外を探検するときだけ。
玄関前の庭で日なたぼっこをしたり、ぼーっと道行く人々を眺めたり、通りかかる人に挨拶をするのが趣味のようです。
そんなある日のこと。
ふと、ノルマさんは、エースが家の外でどのように振舞っているかが気になりました。
そこで、玄関の防犯カメラの映像をチェックしてみると
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近所に暮らす一人の少年が、毎日のようにエースの元を訪れているのに気付きます。
そして彼が現れるや否や、エースも猛ダッシュで走り寄っていき…
ごろんと横になって、お腹を撫でるように要求している様子。
ノルマさんは、エースに「仲良しの友達」が出来たことを、その動画で初めて知りました。
エースとラムジーを引き取ると決めたとき、人に飼われることが彼らにとっていいことなのか、不安だったので…。
でも、あれから6年経った今、この映像がそれを証明してくれたんです。
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更に深まった友情
以来、彼らは「家族ぐるみ」の付き合いになったようです。
エースの友達は、私たちの友達でもありますから。
エースだけでなく、飼い主のノルマさんも救っていた少年の無垢な愛情。
きっと彼なら…やがてはラムジーとも、良き友達同士になれることでしょう(*´ω`*)