アメリカ・ペンシルバニア州の動物保護団体「Western Pennsylvania Humane Society」に所属するボランティアスタッフが、シェルター内を巡回していると…
1人のおばあちゃんが、ジェイドという保護犬の前に座っていました。
一体何をしているのかと、近づいていくと
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彼女はジェイドのために、「絵本の読み聞かせ」をしてあげていたといいます。
その内容を理解することができなかったとしても…
狭い空間で孤独に過ごしているジェイドにとって、優しく語りかけてくれるおばあちゃんの声は、あたたかな安らぎとなったことでしょう。
なお同シェルターでは、小さな子どもと保護されている動物が1対1でペアを組み、読み聞かせをさせるプログラムも行われているそうです。
この取り組みには、子どもたちの読書力を育みつつ、動物たちに愛される喜びや安心感を与えるメリットが期待されています。
保護された動物たちを救う手段は、彼らを引き取ることだけだと考える人が多いかもしれません。
しかしそればかりではなく、「愛情」「安心感」を与えてあげるだけでも、彼らにとっては幸せな時間となるのです。
何もしてあげられない、ということはありません。
視野を広げて、自分のできることに取り組んでいきたいものです。
(参照 boredpanda.com)