「公共の場で泣きじゃくる子どもを見ていると、親に対してどうしても腹が立ってしまう」
「親にならないと、あの苦労はわからない。叱ろうとなだめようと、ダメなときはある」
昨今のTwitterには、そうした行き場のない対立が溢れています。
しかしユーザーの中には、上記の議論において、非常にユニークな視点をもった人もいるようで…?
ここでは、そのうち特に注目を集めたツイートを、いくつかご紹介します。
1. 親ではなく、赤ちゃんに共感
電車で赤ちゃんが泣いていると「わ、分かりみー!辛いことやうまくいかないことばかりで泣き叫びたくなるマイハートだよねこの世界ー!乳児氏ー!分かりみが深いー!」と話しかけたくなるほどに労働に疲弊し電車に揺られている。
— トモナシ (@tomonothing) 2018年6月13日
社会の荒波に揉まれ、へとへとになっているからこそ、赤ちゃんの苦悩にも感情移入してしまう…。ちょっぴり世知辛いお話です( ;∀;)
2. 美輪さんの言葉を思い出す
私は自分が出産経験ないし身近に子供もいないので子供の泣き声苦手だったのですが、美輪明宏さんが言ったという「子供の泣き声はエネルギーの放射、浴びれば浴びるほど若返る」というのを知ったらなんか平気になりました。
— 開田あや (@ayanekotunami) 2018年6月11日
エネルギーの放射!! そう考えると、ありがたく感じずにはいられませんね。
3. 時代設定を変えてみる
前、すっごい大きい声でギャン泣きしてる赤ちゃんがいたときに「これ戦国武将だったら「元気のいい子じゃ、きっと強うなる」とか言うやつ」「後の忠臣になるやつ」ってことにしたら、なんとなく赤ちゃんの先行きが楽しみになったのでおすすめ
— riko (@riko) 2018年6月12日
歴史好きの方ならば、妄想に没頭してしまい、赤ちゃんの泣き声を気にするどころではなくなるでしょう(笑)
そして、おそらくもっともためになるアドバイスとしては
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4. その場を離れる
前に同僚が「電車で赤ちゃんが泣いてて耐えられず申し訳ないけど車両を移った」と言ってたんだけど、子供が嫌いとか泣き声がダメという人も「子供はかわいい、大事にすべき」という社会の圧力を感じているんだろうなと思う。うるさい子供がいたから車両を移るという行動に申し訳なさを感じる必要はない
— ネジ子 (@nejiko) 2018年6月11日
そしてそういう罪悪感を感じるからこそそれを正当化するために「子供を適切にコントロールしようとしない親がいるから自分が嫌な気持ちになっている」みたいな因果を考え出すのでは……子供が嫌い・苦手ということ自体は良いことでも悪いことでもないよ、うるさかったらうるせえなーと思っていいんだよ
— ネジ子 (@nejiko) 2018年6月11日
子どもが好きな人、子どもが嫌いな人、どちらも同じように存在して当たり前。
だからこそ仰る通り、距離を置くことにも、距離を置かれることにも、罪悪感を感じる必要はないのです。
皆がこの大前提を心に留めておけば、そもそも争う理由がなくなるはず。
そして、結果として生まれる「大人がいがみ合わない社会」こそが…まさしく子どもたちにとって、最良の成長場所となるに違いありません。