TOKIO・山口達也さんが、自宅を訪れた女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検された事件。
連日報道が加熱する中、昨日午後に残りのメンバー4人が記者会見を行い、被害者に謝罪の言葉を述べました。
TOKIOの会見。リーダーとして矢面に立つ覚悟の城島茂、山口達也の甘えの根源がTOKIOにあるのならばそんなもの早く無くしてしまった方がいいと吐露した松岡昌宏、ただ謝罪するしかなかった長瀬智也、辞表を受理すべきだといいながらそれでも山口を見捨てることはできないという国分太一。誰も彼もつらい
— 桂 (@1111425) 2018年5月2日
さて、今回の件について、我々が絶対に忘れてはならない『3つのこと』があります。
まず1つ目は、『山口さんのしたことは絶対に許されるべきではない』ということ。
TOKIO山口達也の強制わいせつ事件。「おはよう朝日です」の報道で初めて知ったのは、NHKで共演の1人を含む2名の女子高校生が招かれて山口達也の自宅に行った際、無理やりキスされトイレに逃げ込んだ1人の女子高生が母に電話。母が迎えに来て2人を連れ帰り警察へ届けたってこと。明るみに出て当然。
— おだっち (@SMAPSMAPSMAPPY) 2018年4月25日
TOKIOの会見を見て「4人はこんなに謝罪して頭を下げる必要はないのに」と思った。でもこの会見の意味は、いまいち事の重大さを理解していない山口に向けて、「お前が犯した事は4人がこれだけ謝罪して頭を下げなければならない大変な事なんだぞ」というメッセージが含まれているのではないかと思った。
— ぎゃろっぷ (@galloprace) 2018年5月2日
山口達也の件、案の定被害者が悪者にされてる。ジャニーズの人気アイドルっていえば聞こえはいいけど、自分の父親と同年代かそれより年上のおっさんが酒臭い状態でこっちに向かって性欲剥き出しにしてる姿なんて、子供から見れば「化け物」にしか見えないってことが日本の大人はわからないんだね。
— みどりのらいおん (@greenlion1987) 2018年4月26日
なぜか謝罪させられているTOKIOの4人には申し訳ないけど、ジャニーズ事務所の偉い人ではなくTOKIOの他メンバーに謝らせるのは今回の犯罪行為を「泣けるかわいそうな話」に持っていって事務所のダメージを減らそうという意図しか感じられないので不快感しかない。こういうのを不誠実というのでは。
— moguo (@moguonyanko) 2018年5月2日
彼の行為はれっきとした性犯罪であり、現在の社会的立場がどうであれ、見過ごすことなど到底できるものではありません。
2つ目は、『被害者の高校生は悪くない』ということ。
TOKIOの会見、長瀬くんの「被害者を責めること、特定しようとすることやめて」これに尽きるよ今は。
— こな (@udonco29) 2018年5月2日
TOKIOの山口達也の家に行くなんて女子高生も分かってただろって言う人いるけど、むしろTOKIOの山口達也のことさえ「未成年を恋愛的/性的対象にせずにただ面倒見てくれる兄貴分」として信じちゃいけなかったとか言われるのが絶望なんですけど。だって山口くんじゃん。山口くんなんだよ。しんどい。
— 湯坂 (@nosinging_hero) 2018年4月26日
自分の娘に「番組でお世話になったTOKIOの山口さんの家に呼ばれたから友達と行ってくる」って言われて「男の家に行ったらセックスOKってことなのよ!!山口達也に襲われるかもしれないからやめなさい!!」っていう親おるか??さすがに私は言えませんわ…
— あかみや (@akamiya192) 2018年4月26日
山口達也の件。被害者の女子高生たちに思う。
一人で行かないで、友達を連れて行ってえらい。すぐにトイレに逃げれてえらい。すぐに親御さんに連絡してえらい。ちゃんと考えてすぐ行動してえらい。頑張った。— ありぃ (@rinryuary) 2018年4月26日
事件発覚直後、一部界隈では彼女たちを悪人のように扱い、本人を特定しようという動きもありました。
しかし、それはまぎれもなく「セカンドレイプ」であり、山口さんの罪と同様に卑劣で許されざる行いです。
そして最後の3つ目は、『今回の事件をもとに、TOKIO5人の功績を全否定してはならない』ということ。
会見の中、様々な媒体が質問する中で福島の新聞社がその名を名乗った瞬間、4人が一斉により一層深く頭を下げた。福島復興に向けてTOKIOが抱いていた真摯な気持ちが言葉ではなく一瞬の反射とも言える行動に現れていたと思う。涙が溢れた瞬間だった。
— みずの かな (@mizukana0517) 2018年5月2日
#今度は福島がTOKIOを応援する番だ
原発事故後、放射性物質がどのように拡散しているのか、村をモデルに調査する際に、「自分はもう子供がいるから」と自ら立候補した事、後にチェルノブイリまで自ら赴き、福島がどのような状況か真っ直ぐに向き合った事、俺は忘れませんよ山口達也さん。— 狙撃トド (@snipersealion) 2018年5月2日
TOKIOの会見、福島の新聞社から記者さんが来てて質問してて、しかも別に山口達也に対してじゃなくて「今後、福島とどうかかわってくれますか」ってこれ、あれだよ、どんなコメントより「これからもTOKIOとしてがんばってくれ」って感じだよお……。
— あんの (@anosoraTB) 2018年5月2日
お店のポスター剥がす気はありません。山口さんのしたことは決して許されるコトではありません。ただ震災後、福島で飲食業に従事する人間がTOKIOの活動に勇気づけられたことは紛れもない事実です。これまでのそしてこれからのTOKIOの活動と歌をウソにしないためにも#今度は福島がTOKIOを応援する番だ pic.twitter.com/LWE7RmyhL9
— 鈴木 貴史 (@kakaricho00) 2018年5月2日
彼らが取り組んできたもの、積み上げてきたものまでも叩き潰し、悲しむ人間をこれ以上増やすべきではありません。
様々な情報が錯綜するうち、多くの人がこれら3つの本質を見失い、あるいは混同してしまったように思えます。
しかし…同様の事件の発生を防ぐためにも、我々大人には、今回のトピックについて建設的な議論を重ねていく義務があるはずです。
「第三者」としての適切な振る舞いとは何か。改めて、深く考えさせられる一幕でした。