3月7日に行われたWBC・日本vsキューバ戦。
山田哲人選手が放ったホームラン性の当たりを、客席に居た少年がフェンスから身を乗り出してキャッチ、結果としてツーベースヒットと判断されてしまう珍事が発生しました。
審議はあくまでもビデオ判定で行われたため、「少年が触っていなければ確実にホームランとなっていた」とは言い切れません。
しかし…ネット上の野球ファンからは非難の声が殺到。最終的に、少年の住所が特定されるほどの騒ぎとなってしまいました。
そんな中、いわばこの出来事の一番の被害者とも言える山田選手が出したコメントに、注目が集まっています。
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グラブを持って来てくれたんだから、野球少年なんでしょうね。
僕は全然気にしてない。だから野球を嫌いにならず、またグラブを持って応援に来てほしい。
これも何かの縁だし、将来プロ野球選手になって、一緒に『あんなことがあったね』と懐かしい話ができるように頑張ってほしい。
僕も完璧な本塁打を打てるように頑張ります。
(参照:日刊スポーツ『山田から幻弾少年へ「またグラブ持って応援に来て」』)
山田哲人選手の打った打球を
少年が取ってしまったらしい。
それについての山田選手のコメントが
カッコイイ。
さすがプロ野球選手。
#WBC#山田哲人#侍ジャパン pic.twitter.com/FnTEMSXSqg— ちょま (@chouno081) 2017年3月9日
野球が大好きだったからこそ、「あの1球の大切さ」を知っていたからこそ、一生懸命にグラブを伸ばした少年。
打席に入っていた山田選手は、誰よりもしっかりと、その気持ちを汲み取っていました。
今日ボールを取ってしまった少年がこの時の思い出を糧に将来プロ野球選手となりWBCに出て「あの時の一点を返しにきました」と言ってくれるといいな
— haru (@tr29_ringo) 2017年3月7日
いつの日か、同じフィールドで。
ヒーローからの素敵なメッセージが、落ち込んでいるであろう少年のもとへ届いていることを願います。