アメリカ・アリゾナ州フェニックスに住むドミニク・ウッジャーさんと、9ヶ月になる赤ちゃん。
6月のとある猛暑日。その日の気温は、実に43度にまで達していました。
赤ちゃんを涼ませようと考えたドミニクさんは、自宅の庭で水遊びをさせることに。
そしてビニールプールを用意し、庭にあったホースで水を入れようと蛇口をひねった瞬間…
ホースの先から、日光で熱せられた水が勢いよく吹き出し、
近くで座っていた赤ちゃんの身体に…。
泣き叫ぶ赤ちゃんの肌が、みるみるうちに赤くなっていったとのこと…。
その時の赤ちゃんの痛み、そしてドミニクさんの恐怖と後悔を考えると、胸が苦しくなります。
結果として、赤ちゃんは、体の表面積の30%にも及ぶやけどを負ってしまいました。
「ホースに残っていた水が、あんなに熱くなっていたなんて…」と、ドミニクさんは語りました。
消防によると、ホースの中に残る水が日光で熱せられた場合、その水温は65度に達することもあるそう。
お風呂での快適な湯加減が40度前後だとされていますので、65度ともなれば完全に熱湯です。
ドミニクさんは現在、Facebookなどで子どもを持つ親に「赤ちゃんに水浴びをさせてあげる時には、先に必ず温度を確かめて」と訴えています。
なお、彼女の赤ちゃんは、地元のやけど治療センターに運び込まれ、今ではずいぶん回復している様子。大事に至らず、本当に良かったですね。
これから水遊びの機会が増えますが、必ず水の温度を確認してから子どもに触れさせるよう、ご注意ください。
(参照 Mail Online)