勤めている会社において、家畜のごとくハードに働かされる社員たち…。そんな彼らはいつしか、自らのことを「社畜」と呼ぶようになりました。
そして今、Twitter上では、昔話の登場人物を社畜にして語る「日本社畜昔話」なるものが話題となっています! どうぞお楽しみ下さい。
1. おおきなかぶ
うんとこしょ、どっこいしょ
一人じゃかぶは抜けません
「一人じゃ無理だ、手伝ってくれ」
「無理と思うから無理なんだ」
うんとこしょ
「一人じゃ無理だ」
「頭を使えばできる」
うん
「一人じゃ」
「人に頼るな」
新社員が抜けました#日本社畜昔話— 日本社畜昔話 (@syachiku_tsurai) 2016年6月1日
2. 竹取物語
かぐや姫「私は月へと帰らなければなりません」
部長「おお、かぐやよ。みなはまだ働いておるというのに、お前だけ帰ると申すか」#日本社畜昔話— 日本社畜昔話 (@syachiku_tsurai) 2016年4月19日
3. シンデレラ
いいかいシンデレラ、17時には定時だから、必ずタイムカードを切ってから働き続けるんだよ。 #日本社畜昔話
— 日本社畜昔話 (@syachiku_tsurai) 2016年4月24日
4. 一休さん
顧客「この屏風の虎を消して欲しいんだけど」
デザイナー「はい……」#日本社畜昔話— 日本社畜昔話 (@syachiku_tsurai) 2016年4月24日
5. 金の斧、銀の斧
「あなたがやるべき仕事はこのAの仕事ですか?それともBの仕事ですか?」
「どちらもやりたくありません」
「正直者ですね。ご褒美に両方あげましょう」 #日本社畜昔話
— 日本社畜昔話 (@syachiku_tsurai) 2016年4月25日
6. マッチ売りの少女
「マッチいかがですか」
少女はマッチを売りました。月給は手取り13万円、月200時間を超えるサービス残業、氷点下0度の過酷な労働環境の中で。
少女が寒さに耐え兼ねてマッチを擦ると、会社は商品であるマッチを無断使用したとして、少女を訴えました。#日本社畜昔話— 日本社畜昔話 (@syachiku_tsurai) 2016年6月5日
7. ごんぎつね
「ごん、お前だったのか。いつも社内サーバーのメンテナンスをしてくれてたのは」
派遣切りされたごんの座っていた机には、もう誰もいません。
エラー音とともに社内サーバーが停止しました。#日本社畜昔話
— 日本社畜昔話 (@syachiku_tsurai) 2016年4月21日
8. 桃太郎
お爺さんは上司にシバかれに行きました。
#日本社畜昔話— 日本社畜昔話 (@syachiku_tsurai) 2016年4月23日
9. ウサギとカメ
兎は全力で駆け抜けました
動きの鈍い亀は遙か遠くに見えます
すると、兎はゴール直前で上司に呼び止められ、追加の業務を渡されました
仕事がデキるからと課された膨大な業務をこなす内、いつしか亀に追い抜かれ、亀は先に帰っていきましたとさ#日本社畜昔話
— 日本社畜昔話 (@syachiku_tsurai) 2016年4月24日
10. 北風と太陽
太陽「あそこにいる社畜を辞めさせた方が強いという事で」
北風「よし来た。タスクを増やして精神的に潰そう」
社畜「くそ、この程度で辞められるかよ!」
太陽「私の番だ。宝くじ1等当選で4億円差し上げます」
社畜「こんな仕事やってられるか!今すぐ辞めてやる!」#日本社畜昔話— 日本社畜昔話 (@syachiku_tsurai) 2016年6月3日