芸人の厚切りジェイソン (@atsugirijason)さんが、自身のTwitterに投稿した、『やりたいことがよく分からないという相談がたくさんくる理由』が話題になっています。
ある朝、一組の母子とすれ違ったという厚切りジェイソンさん。
そのとき、泣いている幼い息子に、お母さんがかけた言葉がコチラ。
今朝、通りかかったお母さんが泣いていた幼稚園児息子を押し込み「泣いているのはお前だけだ」と叱った。
日本では人と違うのは恥だと若い時から教えちゃうんだね。 #WHYJAPANESEPEOPLE
— 厚切りジェイソン (@atsugirijason) 2015, 10月 1
幼いうちから、「他と違うことは恥ずかしいこと」だと教え込まれる子ども。
客観的に見ると、何だか残念な気持ちになってしまいます。
そんな出来事もあってか、Twitterのお悩み相談で、よく「やりたいことがよく分からない」と相談を受ける理由が、ハッキリしてきたという厚切りジェイソンさん。
その理由は…
幼稚園→周りと合わせろ
小学校→周りと合わせろ
中学校→周りと合わせろ
高校→周りと合わせろ
大学→周りと合わせろ
会社→周りと合わせろ
パターンパターン!見えてきたよ!
「やりたいことが分からない」とよく相談受ける理由。
自分で考える機会が今までなかったから。
— 厚切りジェイソン (@atsugirijason) 2015, 10月 1
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、会社と、いつでも言われてきた「周りと合わせろ」。この概念が、「やりたいことを考える機会」を奪ってきたのではないかと言うのです。
コチラのツイートは人々の共感をあつめ、現在2万8千回を超えてリツイートされています。
Twitterでは…
@atsugirijason
そうやってみんな同じ色に染まっていく。個性なんかいらない、必要ない、と潰していく。だから日本は何も変わらないのか…。
— ▷みぃにゃん◀︎ (@_m12yan) 2015, 10月 1
@atsugirijason 「私はこう思う」とみんなと違う意見を言ったら最後イジメの対象になります。実際に私は中学の時、担任から「どうして○○はみんなと合わせられないんだ!」と問題児扱いされました。
— みょーこ (@myoko0203) 2015, 10月 1
@atsugirijason 人と違う事の何がいけないのか?むしろ、なぜ、周りと同じでないといけないのか?日本に居た時に感じていた、そういった疑問や居心地の悪さが、アメリカに移住して無くなりました。仰りたいこと、今なら良く分かります。
— Megumi Hara (@harameg0918) 2015, 10月 2
@atsugirijason それなのに「うちはうち、よそはよそ」という伝家の宝刀を使ってくる( ̄◇ ̄;)
— kagawa@バズドラ (@kagawa_good) 2015, 10月 1
とはいえ、「やりたいこと」に挑戦し続けている人や、成し遂げた人もたくさんいるので、一概に教育のせいだけにはできませんが、それが原因で失われてしまった才能もあるように思います。
せめて家庭では、子どもたちに「人と違うことは悪いことではない」ということを、しっかりと理解させてあげたいですね。