どうぶつ

虐待を受けた迷い犬と出会った男性。粘り強い努力で人間に怯えた犬の心を溶かす

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明らかに栄養失調で、そのうえ怯えきった表情で近所をさまよう犬を見つけたら、何をしてあげられるでしょうか?

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ある男性は、その犬が虐待にあって放置されていると確信していました。犬の痩せこけた体と、怯えた表情、そして首に巻きついたチェーンを見れば分かります。
犬_R

「守ってあげないと!」そう直感した男性でしたが、下手にレスキューや保健所に連絡をしようものなら、犬を虐待した飼い主の元へ連れて行かれる可能性が…。それだけは絶対に避けなくてはなりません。

 
ひとまず男性は、その犬を見かける度にオヤツを与えてみることにしました。人間にただならぬ恐怖を抱いている犬ですから、もちろん最初は、全く近寄ろうとしませんでした。

それでも根気よく続けているうちに、犬は近くに投げたオヤツを食べてくれるようになってきました。
犬2_R

 

それから2か月が経った頃、男性は少しずつでしたが、犬からの信頼を実感し始めていました。

そして、ようやく警戒心が解けたのでしょうか、犬のほうから近寄ってくるようになったのです。

ついには、男性の手からオヤツを食べてくれるように!
犬3_R

「僕のことを信じてくれさえすれば、獣医に連れて行ってあげられる。近寄ってくると、やせ細っているだけではなくて、目に炎症があることも分かったんだ。本当に可哀相だった。」

 
▼男性の手からオヤツを食べる犬の様子はコチラ。

 
人間を怖がりものすごく慎重になっている犬に、焦らず粘り続けた男性は、ついに犬を保護することができました。そして、すぐさま獣医さんの元へ連れて行ったのです。

 
男性は、犬をこんな状態にした飼い主を告発する予定だそうです。

それから、今後は何があろうと、この犬といつまでも一緒に過ごすと決めました。この犬のためなら獣医さんのはしごも苦ではありません。
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犬が心を開くまでには長い時間がかかりましたが、はじめて手の上のオヤツを食べてくれた瞬間は、本当に嬉しかったことでしょう。

さんざん辛い思いをしてきた犬でしたが、これからはもう安心ですね。犬が優しい男性と出会えて本当に良かった。

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