交通の激しい車道で発見された、1匹の子猫。
道路を横切ろうとして車の下に潜り込んでしまった彼女は…
慌ててブレーキをかけた運転手の男性によって、何とか無事に救助されました。
間一髪で
やがて、米アーカンソー州で動物保護の活動を行っているホリーさんが…
運転手の男性によって発信された、「子猫を助けてほしい」というSNSの投稿を目にします。
さっそく車に乗り、迎えに行くと…
人懐っこい子猫は、すぐにホリーさんに懐いて、肩の上に飛び乗りました。
加えて、「自分を助けてくれる優しい人だ」と理解しているかのように…
その場で、すやすやとお昼寝を始めます。
独りぼっちの野良生活で、身も心も疲れ果てていたのかもしれません。
ホリーさんは、マルセロ君という少年を養子として引き取っていたのですが…
その日は偶然にも、彼と出会ってから2周年の記念日でした。
めでたい日にやってきた子猫を、マルセロ君も歓迎します。
「名前を付けてあげて」とお願いしたら、かなり熟考していました。
それから、「アップルシード!」と、とてもいい笑顔で言ったんです。
生後5-6週間ほどのアップルシードは、やや体重不足だったものの…
栄養たっぷりのご飯をお腹いっぱい食べ、ようやくひと心地ついた様子。
新しい住処にもすぐに慣れて、あちこち探検を開始します。
どうやら、インドア生活への適性もバッチリのようですね。
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快適な暮らし
こうして、里親のもとで人間との共同生活を学んでいったアップルシード。
危険がいっぱいの屋外で、お腹を空かせてさ迷う孤独な日々とは、もうお別れです。
その人懐っこさを存分に活かせる、素敵な「生涯の家」が見つかると良いですね。
(参照:Love Meow)