新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、多くの店舗が営業自粛を迫られていた四月頃。
とあるペットショップは、従業員が面倒を見れなくなる動物たちの緊急の避難先を探していました。
そんな時に『救世主』となったのが…
ジャーマンシェパード犬のヌーカだったのです。
心の拠り所
彼は、幼い頃から多くの動物たちに囲まれて育ってきたこともあり…
種族が異なる仲間にも分け隔てなく接する、優しい性格だといいます。
飼い主のニコルさんによれば…
いつも落ち着いていて、リラックスしているって。
やがてニコルさんの家に、ペットショップから多くの動物たちがやってくると…
彼らはヌーカを怖がるどころか、一緒に遊ぶほどまでに心を許してしまいます。
ブルーという名前のネズミもまた、ヌーカの包容力に癒された動物の一匹でした。
むしろブルーの方が、ヌーカのことを大好きになってしまったみたい!
ふかふかの毛並みが、ブルーにとっては心地よいようで…
体を預けたまま寝落ちしてしまうこともしばしば。
そんな時はヌーカもまた、小さな友達を起こさぬよう、身動きせずジッとしているといいます。
ただヌーカの傍に寄り添っているだけで、十分に幸せみたいです。
ヌーカはよくブルーの身体を舐めてキレイにしようとするんですが、ブルーはあんまり気にしていないみたい。
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凸凹コンビ
仲良しコンビのヌーカとブルー。
お互いの外見や大きさの違いも、彼らにとっては些細な問題のようです。
微笑ましいエピソードに、心がホッコリ温かくなりました(*´▽`*)