ある日、アメリカ・カリフォルニア州の保護団体Mini Cat Town Kitten Rescuemに、「助けが必要な生後2週の子猫を引き取って欲しい」との要請が寄せられました。
メンバーのソアさんと姉妹たちは、さっそく預かりボランティアとして彼らを引き取り、ケアを始めます。
哺乳瓶でミルクをあげなければならない年の猫は手がかかる上、ほとんどの団体は定員がいっぱいだったんです。
4匹の兄弟、アウディ、テスラ、フェラーリ、ベントレーは、特に健康上の問題もない様子。
ごくごくミルクを飲み干し、身体を綺麗にしてもらうと、暖かく快適なベッドで眠りに落ちてしまいました。
大きなママ
ソアさんの元で暮らすハスキーのリロは、これまで何匹もの親がいない子猫たちのお世話をしてきたのだとか。
今回も小さな鳴き声を聞きつけ、お手伝いにやって来てくれました。
子猫たちはママだと思ったのでしょう。
無意識に走り寄って行ったんです。
特に一番勇敢なアウディは、リロが大好き。
身体中よじ登り、まるで親鳥を追うヒヨコのように、彼女の後ろを付いて回るそうです。
リロの表情も幸せそのもの。
まるで自分の子どものように彼らをお世話をし、鳴き声を聞くたびに問題がないか走って確認しに行くと言います。
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すくすく育って
子猫の兄弟は強い絆で結ばれ、決してお互いのそばを離れません。
フェラーリが先導して、いつも兄弟みんなで動いています。
生後4週を迎えると固形のご飯を食べる練習も始まり、冒険もするようになりました。
ソアさんとリロから愛情をたっぷり貰い、すくすくと成長していく子猫たち。
これからも元気に育っていくことを、心から願っています。
(参照:LoveMeow)