自宅の庭先に、4匹の子猫が集っているのを発見したアリエルさん。
どうやら、飼い犬用の飲み水を求めてやってきたようでしたが…
お腹を空かせて
アリエルさんは、また子猫たちが戻ってくるかもしれないと思い、ご飯を用意して庭先に置いておくことにしました。
一時間半ほどもすると、ご飯は全部なくなっていましたね。
それから数日後。
アリエルさんの家族は、裏の玄関から猫の鳴き声がするのに気づきます。
その主は…庭先にやってきた4匹の中でも、もっとも小柄だった1匹でした。
どうやら空腹に耐えかね、おそるおそるご飯をねだりにきた様子。
アリエルさんはすぐに食事を用意すると、それをフェンスの近くに置いて…
自分も傍に腰かけ、子猫が来るのを待ち続けました。
かなり野生の本能が強いみたいで、ご飯を食べてくれるようになるにはしばらくかかりましたね。
やがて、子猫は何度もアリエルさんの自宅を訪れるようになり…
最終的には、手から直接ご飯を食べるほどに心を許してくれたのだとか。
そんな姿を見て…アリエルさん一家は、彼女を家族の一員とすることに決めました。
動物病院に連れて行ったところ、今まで野生で暮らしていたとは思えないほどに健康でした。
避妊処置やワクチンも施してもらい、準備完了。
アリエルさんの息子とはすぐに仲良しになり…
先住犬と一緒に、玄関でその帰りを待つようになったそうです。
こうして屋内の生活にもすっかり適応したビリー。
最初はあれほど怯えていたのが嘘のように、今ではすっかりくつろいでいます。
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いつのまにか
当初は猫を飼う予定のなかったアリエルさん一家ですが…
今ではビリーなしの生活など考えられないほど、その絆は深まっています。
自分にぴったりの居場所が見つかって、本当によかったですね。