米ニューヨーク・ブルックリンの学校近くで、母猫と4匹の子猫の一家が見つかりました。
しかし、発見者の女性がもう一度、同じ場所を通りかかったところ…
先ほど見かけた猫の一家のうち、2匹の子猫が母猫とはぐれて、迷子になっていたといいます。
凸凹姉弟
彼らはいなくなった母親を求めて、必死に鳴き続けていました。
女性は、もしかしたら母猫が戻ってくるかもしれないと、その場で見守り続けます。
しかし…残念ながら、彼女が再び姿を見せることはありませんでした。
その日は凍えるほどに寒く、放っておけば無事で済まない事が明らかだったため…
2匹は地元の動物保護施設へと預けられることに。
まもなく里親のボランティアを行っていたジェスさんが救いの手を差し伸べると…
彼らは、自分を迎え入れてくれたジェスさんに、あっという間に心を開きます。
生後4週間ほどの子猫の姉弟はそれぞれ、ウィニー、チルと名付けられました。
一方のチルは、ちょっと消極的で、恥ずかしがりやな男の子でした。
お互いが唯一の家族となってしまったためか、ウィニーとチルはたいへん強い絆で結ばれていました。
就寝時も、ベッドの上でお互いに寄り添い合って眠るんです。
ただ、社交的でエネルギッシュな姉・ウィニーの方が、どちらかというと元気を持て余しているようで…
たとえチルが眠っていようと、お構いなしに叩き起こして、遊びに誘うんだとか。
お姉ちゃんの言うことを聞かないと、それがずっと続くので、チリもちょっと不機嫌みたい。
凸凹姉弟のウィニーとチルですが、お互いの息はぴったり。
毎朝、一緒になってジェスさんを起こし、朝ご飯を要求します。
飼い猫としての暮らしに、すっかり馴染んだようですね。
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めでたしめでたし
その後、2匹はそろって同じ飼い主の元へと引き取られていきました。
新しい環境でも、姉弟仲良く、幸せに暮らしていってくれることを願います(*´∀`*)