1986年から1992年まで放送されていた、人気番組『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』。
その「凄さ」を巡って…すくすく。(@ScreamoTAI)さんが、こんな逸話を投稿しました!
「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」はMIPTVが選んだ「世界のテレビを変えた50作品」に選ばれるぐらいの番組なんですが(この「世界のテレビを変えた50作品」の話は面白いので後述)さて、「八時だよ
全員集合!」や「ドリフ大爆笑」は選ばれず、「カトケン」が選ばれた理由をご存知でしょうか?— すくすく。 (@ScreamoTAI) 2020年3月17日
答えはコントではなく「おもしろビデオコーナー」です
世界初の「素人投稿ビデオコーナー」であり、スタッフの猛反対を押し切り志村けんが通しました。
「そして、当時「番組フォーマット販売」をしていたTBSが展示会でこれを売り込みます— すくすく。 (@ScreamoTAI) 2020年3月17日
最初はコントとセットで売ろうとしたらしいのですが
「素人投稿ビデオだけで十分面白い」とアメリカのABCがフォーマットを買取り「America’s Funniest Home Videos」として放送を開始します
今でもやっているこの番組、「Original Yotube」として有名です。— すくすく。 (@ScreamoTAI) 2020年3月17日
アメリカだけでなく、世界各国にこのフォーマットは輸出されました。
今のYotubeにつながる流れは日本の志村けんが生み出した。そういっても過言ではない
いずれは誰かが同じ発想にたどり着いたのでしょうが、功績はすごい— すくすく。 (@ScreamoTAI) 2020年3月17日
そうだったのか…!!Σ(゚Д゚;)
新たな風を吹かせた
おっしゃるとおり、文句のつけようがない偉業です!!
確か同じ頃に大橋巨泉氏がこのカトケンおもしろビデオコーナーについて「素人からの面白い投稿が毎週続くワケがない。すぐに頭打ちになる」と否定的に語っていたのを思い出しました。
それほど当時のテレビとしては異例だったのでしょうね。— 求嵐@ヴァルハラ・オティンティン館 (@va_tin_kan) 2020年3月17日
しかも志村けんが積極的に採用していたのは「日常のハプニング映像」ですから、ビデオ普及率の低い当時ではネタが持たない
という判断は常識的だったと思います(それを押し通した志村けんが凄い)— すくすく。 (@ScreamoTAI) 2020年3月17日
リスクを負ってでも、『面白さ』を追求する。
志村さんの芸人魂へ、あらためて脱帽する他ありませんね(*´∀`*)
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みんなの反応
●10年以上前ですが、キューバから来た音楽団が持参したビデオが日本のデッキ規格に合わず観れなくて、このビデオ見せたら全員超爆笑してました。こういう笑いは世界共通なのだと実感したあの日
●小学生当時このコーナーを毎週楽しみにしてました。ビデオカメラを持ってない人向けに番組側がカメラの貸出しも今から思えば斬新。あれでソニーのハンディカムも流行ったし8mmって規格も伸びたんちゃうかなとか思うぐらい
●志村けんはバカ殿と呼ばれているが実は名君なのだ
大変興味深いお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました!