下水道近くのごみ箱の中から、生後2週間ほどの子猫の姉弟が保護されました。
2匹のうち弟の子猫・ユーリは、ひどくやせ細っており…
ホコリやダニにまみれ、さらには猫インフルエンザにも侵されていたそうです。
九死に一生
周囲の人々は、きっと生き延びられないだろうと諦めきっていましたが…
発見者であるマックスさんと恋人は、彼らを献身的に看病しました。
ユーリの状態は悪化する一方でしたね。
けれども、彼自身が生きることを諦めていないのは目に見えて明らかでした。
ユーリの両目の状態は非常に悪かったものの…獣医師いわく、「手術をしようにもユーリ自身が耐えきれないだろう」とのこと。
手術なしで両目を回復させるためには、途方もない苦労が必要です。
しかし…マックスさんたちは、喜んでそれを受け入れました。
常に目の周辺を清潔に保ち、朝晩欠かさず抗菌クリームを塗り、体温が下がらないように気を配り…
そして何より、たくさんの愛情を注いであげます。
その結果、残念ながら左目は手遅れでしたが…
献身的な看病のおかげで、右目は奇跡的な快復を果たしました!
無事に体力を取り戻したユーリは、好奇心旺盛な性格を覗かせるように(*´∀`*)
お掃除ロボットに興味津々な様子を見せるなど、息も絶え絶えだった病弱な子猫の面影はどこにもありません!
関連:【子猫】パトカーを停めて職務質問中、「道路脇を走る子猫」に気づいた警察官。その後、彼が取った行動に称賛の嵐!
幸せに囲まれて
救助されてから6ヵ月後。
すっかり健康を取り戻したユーリは、立派に大きく成長しました。
彼を救うことを諦めるための理由は、いくらでもありました。
けれど、そうしなくてよかったとユーリ自身が教えてくれたんです。
私たちは、お互いにベストを尽くしたと言えるでしょう。
見事に闘病生活を乗り切ったユーリとそれを支え続けたマックスさんたちに、心からの拍手を送ります。
(参照:Love Meow)