ある日、動物レスキュー団体「Little Wanderers NYC」に、1本の救助要請の連絡が入ります。
聞くと…ニューヨーク市イースト・ハーレムのゴミ集積所に捨て置かれた車の中で、母親猫と6匹の子猫が見つかったそう。
翌朝レスキュースタッフが現地に向かい、猫たちを無事に保護。
どうやら彼らは車のバックシートを寝床にしていたようで…
廃棄処分の前に清掃作業員が発見し、間一髪のところで命を救われました。
快適な環境での子育て
健康に異常がないことを確かめた後、彼らを引き取った里親は、親子がくつろげる居心地の良いお部屋を用意してあげました。
母親猫は機嫌よくのどをゴロゴロと鳴らしながら、のびのびと子育てを楽みます。
最高の環境を提供してもらい、きっと深く感謝していることでしょう。
そんな手厚いケアの甲斐あって…
生後約3週間の子猫たちは、みんなすくすく元気に育っていきました。
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守るべき小さな命
動物レスキュー団体で働くリサさんは語ります。
里親制度は、なくてはならないものです。
保護シェルターに入る猫の数を減らして、救助が必要な子のためにスペースを空けておかなければなりません。
さらに、過去のトラウマや恐怖を克服するのを助けて、養子縁組の準備を整える役割も果たします。
彼らのハッピーエンドも、愛情と献身の賜物。
小さな命を守るべく、日々戦い続けるヒーローたちに…
改めて、心からの拍手を送らずにはいられませんね。
(参照:LoveMeow)