動物の保護活動を行っている団体に、1本の電話がかかってきました。
受話器の向こうにいたのは、とあるアニマルシェルターのスタッフで…
いわく、「あまりにも多くの動物を保護してきたため、遂に受け入れる余地が尽きてしまった」とのこと。
引き取り先が見つからなければ、多くの場合、動物たちは安楽死させられてしまいます。
特に、子猫は生き延びる確率が低いがゆえに安楽死の対象に選ばれやすいため…
どうか力を貸してほしい、というお願いでした。
救いの手
SOSを受けた団体は、すぐさま承諾。
里親活動を行っていたアシュリーさんは、当時すでに7匹もの子猫を預かっていたのですが…
それでも、罪もない動物たちを見捨てることは出来ませんでした。
こうして彼女の家に、5匹もの猫の家族がやってきます。
母猫のペネロペと4匹の子猫たちは、迎えられてすぐに、のどを鳴らして新しいママに懐きました。
アシュリーさんは、親子のために専用の部屋を用意し…
他の子猫たちと隔離することで、ペネロペが育児に専念できるよう努めます。
そんな配慮のおかげもあって、4匹はみんな健やかに育っていきました。
お互いの仲もよく、眠るときは常に寄り添いあう子猫たち。
自分たちの安全を確信し、十分にリラックスできたようです(*´∀`*)
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幸せな結末
やがて、5匹の家族は、飼い主となった方の家へと引き取られていきました。
新天地でも、たくさんの愛情を受けて、幸せに暮らしているそうです。
アニマルシェルターやアシュリーさんが救いの手を差し出さなければ、今頃彼らはどうなっていたか分かりません。
動物たちのハッピーエンドのために尽力する人々には、尊敬の念が尽きませんね。