米ミシガン州デトロイトの駐車場にて、子猫の鳴き声を耳にした住民が周囲を探してみると…
ヘソの緒のついた赤ちゃん猫が、独りぼっちで鳴いていました。
彼女はまだ生後1日ほどだと思われましたが、声に応じてくれる母猫の姿はありません。
回復までの道のり
インターネットを通じて、その赤ちゃん猫の話を知ったエイブリーさん。
子猫を拾ったものの上手にご飯を食べさせられず、途方に暮れているみたいでした。
そこで、彼女を引き取りたいと申し出たんです。
家に連れ帰るまでの道中も、子猫はひと時も鳴き止まなかったそう。
もしかしたら、そのまま力尽きてしまうのでは、と不安になりましたね。
子猫はビンディと名付けられ、家に着くと真っ先にご飯を食べさせてもらいます。
最初は、まったく口を付けようとしませんでした。
けれども、より小さい哺乳瓶に換えたところ、どうにか食べ始めてくれたんです。
栄養たっぷりのご飯で、少しずつ元気を取り戻していったビンディ。
満腹になった後は、エイブリーさんの手の中で丸くなって眠りに落ちてしまいます。
その後、エイブリーさんはビンディを毎日職場に連れていって、昼夜を問わずケアを続けました。
一方のビンディも、身体は小さくとも溢れんばかりのエネルギーを秘めており…
構ってもらおうと、四六時中アピールしていたのだとか。
その愛らしい様子に、エイブリーさんの心はすっかり鷲掴みにされてしまったようです。
最初は、あくまで里親として、彼女が健康に育つまで面倒を見るだけのつもりだったんですが…
すっかり彼女の魅力に取りつかれてしまいましたね。
もう手放すことは考えられません!
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大好きなお母さん
日を追うごとに目覚ましい成長を見せている彼女ですが…
優しいエイブリーさんの前では、甘えん坊な子猫に戻ってしまうそう。
肩の上が、特にお気に入りの場所なんです。
抱っこをせがんでは、そのまま私の体に乗って寝てしまいます。
心の底から安心できる場所を見つけたビンディ。
母親のように大切にしてくれる飼い主さんと出会うことができて、本当によかったですね。
(参照:Love Meow)