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いくつもの障害を抱える子猫は…『運命的なきっかけ』で、生涯の家を見つけた!

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ある日、ヒューストンにある動物愛護団体「テキサス・スペシャル・ニーズ・ペット」創設者のティファニー・マキさんのもとに、救助要請の連絡が入りました。

 
聞けば、テキサス州にある動物保護シェルターで、猫パルボウィルス感染症の集団発生が起きてしまったそう。

ただちに彼女は施設へと向かい、感染症におかされた子猫の隣のケージから、1匹のトラ猫と彼の兄弟たちを救出します。

 
保護されたトラ猫はシェルドン・サンダーパウズ、彼の兄弟たちはそれぞれダフネ・ウィロウズとフィネガン・ダッシュと名づけられました。

運命の出会い

小さな子猫たちは隔離され、メディカルチェックを受けることに。

 
シェルドンは兄弟たちの中でも一番小さく、水頭症のほか、軽度の小脳形成不全や心雑音、口唇口蓋裂を患っていましたが…

奇跡的に、ウイルスにかかった子猫はいませんでした。

 
その後、彼らは救出ボランティアの一人であるヘザー・ブルーさんのもとに送られます。

 
彼女の家には、同じく小脳形成不全をわずらっているペイズリーとペニーという先住猫がいました。

特に、元々野良猫だったペニーは他者と打ち解けるのが苦手なほうでしたが…

彼らは迷うことなく、シェルドンを仲間に迎え入れたそうです。

ペイズリーもペニーも、シェルドンが自分たちよりも小さく、守るべき存在であることを知っているかのようだった。

 
視力に問題があるシェルドンは、何かしてほしいことがあると声を限りに鳴きます。

鳴き声がきこえたら、家族のみんながすぐに彼のもとに駆けつけるの。

 
また、彼はおやつをおねだりするために、いつでも人間たちのそばにいたがるほどの食いしん坊なのだとか。

シェルドンは、食べ物にまつわることならなんでも大好きなのよ。

 
食事の時間になると、遅れを取るわけには行かないと一生懸命に家の中をダッシュするといいます。

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障害をものともせず

水頭症のため、現在もシェルドンは定期的に獣医のもとを訪れなければなりません。

 
そんな状況にあっても、彼は毎日を全力で楽しんでいます。

シェルドンは困難をものともせずに乗り切ったわ。

障害があるにもかかわらず、本当によくがんばってる。

私たちの家族の一員になってくれて、毎日感謝の気持ちでいっぱいなの。

これからの成長も、とっても楽しみよ!

 
兄弟とフィネガンとダフネも、生涯を共に暮らす引き取り手が決まったとのこと。

3匹の未来に今後も幸せがあふれるよう、切に祈っています。

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