重い病に苦しんでいた、18歳の老犬・ウォルナット。
飼い主であるウッズさんは…そんな愛犬を楽にしてあげたい一心で、彼の「安楽死」を決断しました。
そして、どうか素敵な思い出を残してあげたいと、Facebookにてこう呼びかけたのです。
そこで9時30分から、ウォルナットが大好きなポーズビーチで、「最期の散歩」をしたいと思っています。
犬を愛する人、犬を飼っている人、友人たち…。
どうかみんなで、ウォルナットを祝福し、一緒に散歩をしてやってくれませんか?
彼は18年もの間、私たちを愛し続けてくれ、そして今、永遠の眠りにつこうとしています。
土曜日に、皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
やがて迎えた当日。
ウッズさんとウォルナットが海岸にやってくると
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そこには、なんと数百人もの人たちが!!
沢山の仲間に囲まれながら、ウッズさんとともに大好きだったビーチを眺めるウォルナット。
「会えなくなっても、いつだって思い出せる」
2人の心には、かけがえのない光景が刻まれたに違いありません。
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その日の夕方、ウッズさんは再びFacebookに投稿しました
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彼は、私の腕の中で安らかに亡くなりました。
私は、家族とウォルナットをサポートしてくれたすべての人々に感謝しながら、この投稿を書いています。
今朝、最期の散歩のために集まってくれた何百人の人々。
そして、その場には来れなくてもウォルナットのことを考えてくれながら、愛するペットを散歩に連れて行った世界中の人たち。
本当に、ありがたく思っています。
いなくなってほしくない。
苦しんでほしくない。
どちらも、ペットを愛する全ての人が共通して抱く願いです。
「その時」が来た家族のため、私達に何ができるか。
深く考えさせられると同時に…胸が熱くなるエピソードでした。