海外のとあるワイン会社の裏に、ふと現れた1匹の野良猫。
社員さんたちは、誰からともなく彼女に食べ物をあげはじめ…
いつからか、サーシャと呼ぶようになりました。
そのころのサーシャは、まだ小さな子猫。
近づいて撫でようとしても、物陰に隠れて出てこなかったそうです。
ただし、ご飯の時間だけは別。
社員のキャロラインさんいわく…
でも、お皿にご飯を用意し始めると、茂みから出てくるのよ。
毎日ご飯を上げて、可愛いサーシャの心をつかもうと躍起になる社員さんたち。
そのおかげで、彼女は会社の窓に近寄るたび、オフィスを覗き込むようになったそうです。
こうなってくると、好奇心を止められなくなるのが猫の習性!
今度は「社内見学」を希望するかのように、オフィスのドアの前で佇むようになりました。
そんなサーシャのため、まずはドアを開けっ放しにしてみます。
けれども、やっぱり踏ん切りがつかないのか…なかなかオフィスに入ってきません。
見かねた社員さんが、庭にキャットタワーを置いてみました。
すると…
すぐに気に入ってくれたようです!
遊び疲れると、木陰でお昼寝するサーシャ。
そして…
社員一同、待ちに待ったその日がついにやってきました!
やっとオフィスに入ってきたのよ!
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まだ『新入社員』のうちは、仕事の邪魔をしないよう遠慮がちに足元に寄り添っていたサーシャ。
文字通り「借りてきた猫」のように、くるんと丸くなって静かにしています。
でもだんだん慣れてくると、受付で看板猫を務め…
最終的には、その仕事をサボるまでになりました(笑)
さらには…作業中でもお構いなしに、社員さんの肩へよじ登りる始末!
今ではオフィス内を我がもの顔で練り歩いて、私たちにひっついてくるの。
若手の自由すぎる振る舞いを、皆大歓迎しているようです(*´艸`*)
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サーシャには専用のイスだって用意されています!
今では社員みんなにとって、家族のような存在になったわ!
いつでも癒しをくれる素晴らしいムードメーカーの登場は…
会社にとっても、大きな幸運だったに違いありません!